レベルインスタンス の仕掛けはボリュームを作成し、その中に設置された建築物やその他の小道具を保存します。まったく同じ配置のアイテムを他の場所にも設置したいという場合には、この仕掛けをコピー&ペーストすることで、仕掛けのボリューム内のものを好きな場所に設置することができます。
レベルインスタンスの複製を編集する(小道具の追加や削除など)と、その変更はオリジナルとその他の全ての複製にも適用されます。
仕掛けの場所と設置方法
1.クリエイトモードで Tab キーを押してクリエイティブインベントリ画面を開きます。
1.仕掛け タブをクリックします。スクロールして仕掛けを選んでもいいですし、 検索 ボックスに仕掛けの名前を入力して検索、または左側のパネルの カテゴリ をチェックすることで仕掛けを見つけることもできます。
1.すぐに設置する場合は、 今すぐ設置 をクリックします。後で設置する場合は、仕掛けをクイックバーに追加しましょう。
1.Esc キーを押して、島のクリエイトモードに戻ります。スマホを使用して仕掛けの位置を調整し、クリックして配置します。Esc キーを押して、スマホから仕掛けを取り外しましょう。
1.スマホで仕掛けへと照準を合わせます。カスタマイズ のポップアップがすぐに表示されない場合は、表示されるまで近づきましょう。それから E キーを押し、カスタマイズのパネルを開きます。
1つの島で同じ仕掛けを何個も使用している場合、用途に応じてそれぞれの名前を変更しておくと便利です。各仕掛けの目的に関連した名前を付ければ、それぞれの役割を簡単に思い出すことができます。
関連性フィルター
一部の仕掛けは、 関連性フィルター と呼ばれる機能の影響を受けます。この機能は、特定の関連するオプションで選択されている値に基づいて、オプションを表示したり非表示にしたりするものです。この機能はカスタマイズパネルが設定であふれかえることを防ぎ、オプションの管理や確認をしやすくします。ただし、どのオプションや値が関連性フィルターを起動しているのか判断が難しい場合もあります。分かりやすくするために、仕掛けの解説では関連性フィルターを起動する値は全て 斜体 で記載しています。この解説には、関連性フィルターの影響を受けるものを含め、全てのオプションを載せています。特定のオプションの値によって表示もしくは非表示になる場合、そのオプションの説明フィールド内には注意書きを記載しています。
仕掛けのオプション
この仕掛けには、ボリュームのサイズの設定や、ボリューム内に設置したアイテムを編集できるかどうかの設定などといった基本的な機能が備わっています。
この仕掛けの設定は、下記のオプションで行うことができます。
初期値は 太字 になっています。関連性フィルターを起動する値は 斜体 になっています。
基本的なオプション
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
編集状態 | 編集可能、 ロック中 | このレベルインスタンスにアイテムを追加できるかどうかを決定します。ロック中 を選ぶと、サイズのオプションが非表示になります。 |
レベルの幅 | 5、幅を選択 | ボリュームの幅をタイル単位で設定します。矢印をクリックして数値を選ぶか、入力欄をクリックして数値を入力しましょう。このオプションは 編集状態 のオプションが ロック中 に設定されていると表示されません。 |
レベルの深さ | 5、深さを選択 | ボリュームの深さをタイル単位で設定します。矢印をクリックして数値を選ぶか、入力欄をクリックして数値を入力しましょう。このオプションは 編集状態 のオプションが ロック中 に設定されていると表示されません。 |
レベルの高さ | 5、高さを選択 | ボリュームの高さをタイル単位で設定します。矢印をクリックして数値を選ぶか、入力欄をクリックして数値を入力しましょう。このオプションは 編集状態 のオプションが ロック中 に設定されていると表示されません。 |
レベルインスタンス名 | 自動生成の名前、名前を選択 | レベルインスタンスの仕掛けを設置すると、レベルインスタンスの初期の名前が自動で生成されます。名前をカスタマイズするには、矢印をクリックしてパネルを開きましょう。一番上にあるボックスをクリックすると、名前を編集できます。チェックマークをクリックすると名前が保存されます。このパネルには作成したレベルインスタンスの一覧も表示され、レベルインスタンスを選択することができます。また、 新レベル をクリックすると、新しいレベルインスタンスが作成されます。 |
ゲーム開始時に有効にする | オン、オフ | このレベルインスタンスの仕掛けがゲーム開始時に有効になるかどうかを決定します。オフ を選んだ場合、この仕掛けはチャンネルからの信号でのみ起動することができます。 |
コンテンツコレクション | クリエイティブ、ザ・ブロック 2.0 | レベルインスタンスのボリューム内にどんな小道具、地形、建築物を設置できるかを決定します。デフォルトの クリエイティブ では、クリエイティブインベントリ内の全アセットを使用することができます。ザ・ブロック 2.0 を選んだ場合、ザ・ブロック 2.0で利用できるバトルロイヤルのアセットのみが使用可能になります。 |
チャンネル
チャンネルシステムは廃止予定であり、将来的に削除されます。代わりに登場するシステムは ディレクトイベントバインディング であり、すでに使用することができます。
現在は、自分の島は手動でディレクトイベントバインディングシステムに変換する必要があります。ですが、将来的にはチャンネルシステムを使用している全ての島が自動的に変換されるため、島が機能しなくなる可能性があります。
詳細は以下のディレクトイベントバインディングシステムのセクション、またはディレクトイベントバインディングのページを参照してください。
とある仕掛けが別の仕掛けに"話し"かける必要がある時、仕掛けは特定のチャンネルで信号を送信します。受信側の仕掛けは、同じチャンネルでその信号を受信するように設定されている必要があります。
チャンネルは番号によって識別されており、仕掛けのチャンネル番号は、チャンネルを使用するオプションの項目でカスタマイズされます。ほとんどの仕掛けは、信号が設定された仕掛けを起動したプレイヤーの情報も送信します。
この仕掛けには、チャンネルを介して信号を受信すると様々な機能を実行する受信機があります。
受信機
受信機は特定のチャンネルに紐付いており、仕掛け(自らも含む)によりそのチャンネルへと信号が送信されたのを確認するとアクションを実行します。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
受信していると有効になる | チャンネルなし、チャンネルを選択するかチャンネル番号を入力 | 選択したチャンネルで信号を受信すると、この仕掛けが有効になります。 |
受信していると無効になる | チャンネルなし、チャンネルを選択するかチャンネル番号を入力 | 選択したチャンネルで信号を受信すると、この仕掛けが無効になります。 |
送信機
この仕掛けに送信機はありません。
ディレクトイベントバインディングシステム
ディレクトイベントバインディングでは仕掛けが直接通信するようになり、作業の流れがより直感的になるとともに、より自由にデザインのアイディアに集中することが可能になります。このシステムへの切り替えは、より複雑で多様なゲームの仕掛けを作成できるようにするための次のステップです。
ディレクトイベントバインディングには、チャンネルによる通信システムにある制約がありません。仕掛けは他の仕掛けと直接通信するからです。島のデザインをしている時にチャンネルの上限を気にしたり、あらかじめチャンネルの配分を計画しておく必要がなくなるのです。
されに、仕掛けをコピー&ペーストした時には、オリジナルのイベントと機能がコピーに引き継がれるので、チャンネルの割り当てを変更する必要がなくなります。
設置された仕掛けそれぞれに固有のIDが指定されます。イベントと機能が正常に作動するために必要なものです。自動的に指定されるIDはランダムな数字と文字の組み合わせです。しかし、各仕掛けの名前を、意味があり覚えやすいものに変更すると良いでしょう。
島を変換するには、以下の手順に従ってください。 1.既存の島または新規の島を選択します。 1.自分の島の設定を開き、 ツール のタブをクリックします。イベントシステム の横の 変換 をクリックします。 1.警告のメッセージが表示されます。決定 をクリックして選択を確定してください。
ディレクトバインディングシステムが適用されると、島が自動的に再読み込みされます。変換後、設置する仕掛けのカスタマイズパネルにはチャンネルの代わりにイベントと機能のタブが表示されるようになります。
この仕掛けの機能とイベントのオプションは以下の通りです。
機能
オプション | 仕掛けの選択 | イベントの選択 | 説明 |
---|---|---|---|
受信していると有効化 | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | 仕掛けを有効にします。 |
受信していると無効化 | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | 仕掛けを無効にします。 |