Spawn モジュールは、エミッタ―パーティクルの数および割合に影響を与えます。
Spawn Per Unit
エミッターが移動した距離に基づいてパーティクルをスポーンします。スプライトベースの煙の行方など、移動速度とは無関係に痕跡にまとまりを持たせる必要があり、そのため相対的な数のパーティクルをスポーンして常に隙間を埋める場合などに実用的です。以下のメンバーが含まれます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Spawn | |
Unit Scalar | 移動距離に適用するスカラーを表す浮動小数点値。SpawnPerUnit から受け取る値はこの値によって除算され、1 単位あたりのパーティクル量を示します。 |
Spawn Per Unit | 1 単位あたりにスポーンされるパーティクルの量を示すフロート分布。値は EmitterTime を使用して取得します。 |
Ignore Spawn Rate When Moving | true の場合、エミッタが移動していない時にデフォルトのスポーン速度を処理します。エミッタの移動時は、デフォルトのスポーン速度の処理をスキップします。false の場合、 Process Spawn Rate 設定へ戻ります。 |
Movement Tolerance | Ignore Spawn Rate When Moving フラグに関する浮動小数点値で、移動または停滞の許容誤差を表します。例えば、(DistanceMoved < (UnitScalar * MovementTolerance) ) は移動していないとみなされます。 |
Max Frame Distance | 単一フレームの最大移動距離です。単一フレームでパーティクルがこの距離を超えて移動した場合、パーティクルはエミットされません。0 のまま放置されると、このチェックは実行されません。これはオブジェクトの移動処理に実用的です。 |
Ignore Movement Along X | true の場合、移動の X コンポーネントは無視されます。 |
Ignore Movement Along Y | true の場合、移動の Y コンポーネントは無視されます。 |
Ignore Movement Along Z | true の場合、移動の Z コンポーネントは無視されます。 |
Process Spawn Rate | RequireMpodule の SpawnRate を処理するか否かを表す Boolean 値です。積層したスポーン モジュール (同パーティクル エミッタ上の複数のスポーン モジュール) の場合、「デフォルト」のスポーン速度が表されているモジュールは処理してはいけません。 |
Burst | |
Process Burst List | true の場合、エミッタの SpawnModule の BurstList が処理されます。複数の Spawn モジュールがエミッタで「積層」している場合、false に設定されているモジュールは SpawnModule BurstList を処理しません。 |
別のエミッタからスポーンされた時にこのモジュールを使用していた場合、単体のリードパーティクルからパーティクルをスポーンする場合と比べて、予期せぬ動作が生じる可能性があります。
SpawnPerUnit は実際にパーティクルシステムの移動デルタ (間隔) を使用しているため、パーティクル システム内部のサブエミッタにアタッチされた場合になすべき動作が分からなくなります。親が空間を移動していても、実際のシステム全体はそのまま静止状態にあるため、SpawnPerUnit モジュールは何も実行しません。