EXR ファイルを使用する場合、最適な状態で実行するにはそれらが確実に適切にインポートされ正しい設定が使用されている必要があります。
EXR ファイルをインポートする
EXR ファイルのインポートには様々な方法があります。最も一般的なのは、ドラッグアンドドロップ または [Import (インポート)] ボタン](WorkingWithContent/Importing/HowTo/ContentBrowserImport) を使用した方法です。
サードパーティ アプリケーション用のプラグインを使用して、ファイルを UE4 にインポートすることもできます。
EXR ファイル再生の推奨設定
EXR ファイルは一般にシーケンサで使用されます。最適な再生パフォーマンスを得るには、次の設定をお勧めします。
| フィールド | 設定 |
|---|---|
| Framerate | 24fps に固定 |
| 1920x1080 Resolution | |
| Cache behind percentage | 0 |
| Cache size | 0.1 |
| Cache threads | 1 |
| Global cache size | 0.2 |
| Use Global Cache | True |
| EXR Decoder threads | 0 |
| 2280x1620 Resolution | |
| Cache behind percentage | 0 |
| Cache size | 0.2 |
| Cache threads | 1 |
| Global cache size | 0.4 |
| Use Global Cache | True |
| EXR Decoder threads | 0 |
| 3840x2160 Resolution | |
| Cache behind percentage | 0 |
| Cache size | 0.4 |
| Cache threads | 2 |
| Global cache size | 0.8 |
| Use Global Cache | True |
| EXR Decoder threads | 0 |
| 1920x1080 Resolution:Windows によるファイルのキャッシュなし | |
| Cache behind percentage | 0 |
| Cache size | 0.1 |
| Cache threads | 2 |
| Global cache size | 0.2 |
| Use Global Cache | True |
| EXR Decoder threads | 0 |
EXR の推奨設定
調整を行った設定の詳細とその調整の理由を以下に示します。
-
Cache behind percentage:通常、ビデオは順方向に再生され巻き戻されないことから、これは「0」に設定できます。しかし、それ以外の値の場合は、不要になったフレームも保持し続けます。
-
Cache size:読み取り時にバッファを加えるため、これは数フレームのサイズに設定されています。後でフレームをデコードするコストをフロントローディングする場合があるので、キャッシュ サイズに大きな値を使用する場合は注意してください。
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Cache threads:使用されるリソースの数を制限するには、これを低い値に設定します。これが高すぎると、アプリケーションが同時に多くのフレームをデコードしようとするため、それが CPU 計算を使い果たしてしまう可能性があります。また、すでに負担がかかっているディスクからの追加の要求が必要になります。
-
Global cache size:複数のプレイヤーに対応するには、これを [Cache size] よりも大きい値に設定します。
-
Use Global Cache:この設定を使用すると、リソースの解放が再生終了直後に行われなくなり、負荷の急上昇を防止できます。
-
EXR Decoder threads:これがデフォルト値です。
EXR 再生パフォーマンスを最適化する
ハードウェア リソースは、EXR 再生の最適化において主な要因となります。一般的な問題としては、特に 4K 24fps ファイル実行時のディスクからの読み取りがあります。これを軽減するには、まずエディタを実行して 4K ファイルをメモリにアップロードします。次に、エディタをもう一度実行して、メモリに正しくロードされたファイルを確認します。
ディスクからファイルを読み取る場合は、1080p 24fps で十分なパフォーマンスを得ることができます。CPU パワーが十分な場合、代わりに圧縮済みの EXR ファイルを使用する方が高速になる場合があります。アプリケーションのフレームレートはビデオのフレームレート (もしくは倍数のビデオのフレームレート) と一致することが望ましいです。そうでない場合、フレームの不一致が原因でフレーム スキップが発生することがあります。
キャッシュのヒントとコツ
キャッシュに関するその他の一般的なヒントとテクニックを次の通り紹介します。
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アプリケーションが CPU を頻繁に使用する場合は、フレームのデコードのコストを分散させるために、[Cache Threads] の設定を低く保つことが重要です。
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キャッシュが空でビデオがスタッタリングする場合は、フレームを取得する速度を上げる必要があります (例えば、解像度を下げるか、フレームが既にメモリ内にあることを確認します)。
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キャッシュが頻繁に空にならない場合は、必要な [cache size] が増える場合があります。
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キャッシュが空にならず、アプリケーションにさらにメモリが必要な場合は、 [cache size] を小さくできます。
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アルファ チャンネルが必要ない場合は、EXR ファイルから削除します。アルファ チャンネルには、削除するだけで更にパフォーマンスを向上させることが可能なデータが数多く含まれています。
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複数のプレイヤーを同時にプレイしている場合は、[Global Cache] が十分に確保されていること、フレームが [Global Cache] が一杯のためにフレームが削除されていないことを確認してください。
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シーケンサ トラックまたはエディタのメディア プレーヤー ウィンドウでキャッシュがどのように使用されるのかを確認すると、パフォーマンスの問題を見つけやすくなります。