Unreal Engine には、エディタを実行するための特定のハードウェアおよびソフトウェア要件がいくつかあります。このページでは、これらの要件に加え、Unreal Engine インストーラに含まれる前提条件インストーラによってインストールされるものについて説明します。
推奨ハードウェア
オペレーティング システム | Windows 10 64-bit |
プロセッサ | Quad-core Intel Intel または AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ |
メモリ | 8 GB RAM |
ビデオカード/DirectX Version | DirectX 11 または DirectX 12 対応のグラフィック カード |
オペレーティング システム | 最新の MacOS Big Sur |
プロセッサ | Quad-core Intel、2.5 GHz 以上 |
メモリ | 8 GB RAM |
ビデオ カード | Metal 1.2 対応のグラフィック カード |
オペレーティング システム | Ubuntu 18.04 |
プロセッサ | クアッドコア Intel または AMD、 2.5 GHz またはそれ以上のプロセッサ |
メモリ | 32 GB RAM |
ビデオ カード | 最新の NVIDIA バイナリ ドライバー付きの NVIDIA GeForce 960 GTX 以上 |
ビデオ RAM | 8 GB 以上 |
ソフトウェアの必要最低条件
エンジンまたはエディタを実行するための最小要件は以下のとおりです。
エンジンを実行する | |
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オペレーティング システム | Windows 7 |
DirectX Runtime | DirectX End-User Runtimes (June 2010) |
エンジンを実行する | |
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オペレーティング システム | macOS 10.14.6 Mojave |
エンジンを実行する | |
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Operating System | CentOS 7.x 以降の合理的な新しい Linux ディストリビューション |
Linux Kernel Version | kernel 3.x 以上 |
Additional Dependencies | glibc 2.17 以上 |
Unreal Engine を使用して開発するプログラマーの要件は、次のとおりです。
エンジンで開発を行う | |
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「エンジンの実行」に必要な全ての条件 (自動インストール) | |
Visual Studio Version |
今回の UE4 のリリースから、Windows の Visual Studio 2013 はサポート対象外となりました。このリリースの UE4 を使用して開発中の場合、VS 2017 または VS 2019 のいずれかを使用する必要があります。 |
iOS APP 向けの開発 | |
iTunes バージョン | iTunes 12 以上 |
エンジンで開発を行う | |
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Xcode バージョン | 11.3.1 |
エンジンで開発を行う | |
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オペレーティング システム | Ubuntu 18.04 |
コンパイラ | clang 6.0.1 |
オプション | |
IDE | Visual Studio Code, CLion, QtCreator |
前提条件インストーラによってインストールされるソフトウェア
Unreal Engine には、DirectX コンポーネントと Visual C++ 再頒布可能パッケージを含む、エディタとエンジンを実行するために必要なすべてをインストールする必須コンポーネント インストーラが含まれています。Epic Games Launcher から Unreal Engine をインストールすると、Launcher はこれらの必須コンポーネントを自動的にインストールします。ただし、ソースから Unreal Engine をビルドする場合、また、特別な目的 (Swarm Agent として挙動する新しいコンピューターを設定するなど) のために Unreal Engine のすべての必須コンポーネントを備えたコンピューターを準備する場合は、必須コンポーネント インストーラーを自分で実行しなければならない場合があります。
このインストーラは、Windows の 32-bit と 64-bit 用に別々の実行ファイルで、Unreal Engine がインストールされている場所の「Engine/Extras/Redist/en-us
」フォルダに入っています。
Perforce を使って Unreal Engine のソースコードを取得する場合は、Perforce レポジトリの同じ「Engine/Extras/Redist/en-us
」フォルダの中にコンパイル済みバイナリが入っています。インストーラのソースは Engine/Source/Programs/PrereqInstaller
にあります。
以下の表は必須コンポーネント インストーラのインストール対象ソフトウェアです。
DirectX Components | Visual C++ Redists |
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XInput 1.3 (April 2007) | Visual C++ 2010 CRT |
X3DAudio 1.7 (February 2010) | Visual C++ 2010 OpenMP library |
XAudio 2.7 (June 2010) | Visual C++ 2012 CRT |
D3D Compiler 4.3 (June 2010) | Visual C++ 2013 CRT |
D3DCSX 4.3 (June 2010) | Visual C++ 2015 CRT |
D3DX9 4.3 (June 2010) | Visual Studio 2019 redistributable |
D3DX10 4.3 (June 2010) | |
D3DX11 4.3 (June 2010) |
このリストで最も重要な DirectX コンポーネントは、XInput、X3DAudio、および XAudio の依存関係です。これらは DirectX (デフォルトでは Windows とともに配布されない) の標準インストールには含まれていないため、手動でインストールするか、アプリケーションとともに配布する必要があります。
グラフィック カード ドライバ
各カード メーカーの最新の安定版リリースの使用を推奨します。
パフォーマンス ノート
このリストには、Epic で使用される典型的なシステムを示しており、Unreal Engine 4 でゲームを開発するための合理的なガイドラインとなっています。
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Windows 10 64-bit
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64 GB RAM
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256 GB SSD (OS Drive)
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2 TB SSD (Data Drive)
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NVIDIA GeForce GTX 970
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Xoreax Incredibuild (Dev Tools Package)
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Six-Core Xeon E5-2643 @ 3.4GHz
Xoreax Incredibuild (開発ツール パッケージ) が使えない場合は、12 から 16 コアのマシンでコンパイルすることをお勧めします。ただし、XGE を使用した場合と使用しない場合のコンパイルの詳細については、「Hardware Benchmarks (2017)」を参照してください。