シネマティック シーケンスによっては、コンソール変数を使用して、レンダリング設定 (またはその他の設定) を調整する必要性を感じる場合があるでしょう。コンソール変数トラック を使用し、これを行うことができます。トラック形式でのコンソール変数の編集は、リアルタイムのプロジェクトやシーケンスの途中で変更が必要な場合に役立つ場合があります。シーケンスをレンダリングしている場合は、代わりに ムービー レンダー キュー のグローバルまたはショット単位の コンソール変数レンダリング設定 を使用します。
前提条件
シーケンサー およびその インターフェース を理解していること。
作成する
シーケンスにコンソール変数トラックを追加するには、 [Track (+)] ドロップダウンをクリックし、 [Console Variable Track (コンソール変数トラック)] を選択します。

コンソール変数トラックは、 セクション を使用し、コンソール変数を一定の時間範囲に適用することで機能します。コンソール変数セクションを作成するには、トラックにある [Section(+)] をクリックします。ほとんどのセクションと同様、コンソール変数セクションは、タイムライン領域内でトリミング、ループ、および移動が可能です。

使用方法
コンソール変数をセクションの持続時間中に実行するには、セクションで右クリックし、 [Properties (プロパティ)] > [Console Variables] プロパティを見つけます。

[Console Variables] プロパティに対し、その横にあるフィールドに入力することで、コンソール変数を追加できます。複数の変数を 1 つのセクションに追加するには、テキスト フィールド内の各変数を コンマ (,) で区切ります。

変数がセクションに追加されたら、シーケンスをスクラブまたは再生し、エフェクトをプレビューできます。通常のデフォルトのセクションの動作と同様に、セクションの終了時に以前のコンソール変数値が復元されます。
