コントロール リグ (Control Rig)は、アーティストフレンドリーなインターフェースを備えた、柔軟で動的なプロシージャル キャラクターを作成するためのツールをリガーに提供するために設計されたノードベースのリギング システムを有効にします。しかし、ブループリントとは異なり、コントロール リグはブループリント仮想マシン (VM) を利用せず、独自の軽量な VM を使用してコードを変換します (大抵はコピーと実行)。ユーザーは、リグ ユニット と呼ばれるノードをコントロール リグ グラフで接続することにより、ランタイム リグとアニメーション リグを作成することができます。
スケルタル メッシュをインポートすると、リグ階層 (Rig Hierarchy) が生成されます。リグ階層のボーンは、コントロール リグ エディタで作成された追加のボーン、スペース、およびコントロールとともに、アニメーション ブループリントのアニメーション ノードへの入力または出力であるポーズと同様に、リグ ユニットへの入力または出力にすることができます。コントロール リグはスケルタルメッシュに限定されません。ユーザーは、ブループリント アクターで コントロールリグコンポーネント を作成して、コントロール リグ コンポーネントからコントロール値を取得することにより、スタティックメッシュやライトなどの他のコンポーネントをアニメーション化できます。
エンジンを使ってアニメーション化する方法、プロシージャルにアニメーション化する方法、またはカスタムのリターゲティングまたは FullBody IK ソリューションを作成する方法を検討している場合は、プロジェクトでコントロール リグ システムを使用することをお勧めします。Python とのフル統合により、あらゆるプロダクションの複雑なタスクのカスタマイズおよび自動化が可能になります。
コントロールリグ プラグインを有効にする
コントロールリグを使用するにはまず、コントロールリグ プラグインを有効にする必要があります。
- メイン エディタのの [Edit (編集)] から [Plugins (プラグイン)] を選択します。
- [Animation] タブで Control Rig プラグインを有効にします。
- プラグインを適用するためにエディタを再起動します。
Control Rig ブループリント、Control Rig Gizmo ライブラリ を作成し、[Animation] の下の [Add /Import] ボタンから レベル シーケンス でコントロール リグ トラックを作成することができます。