プロキシ ジオメトリ ツールを使用すると、特定のスタティック メッシュの頂点法線に対する計算方法を指定できます。以下の操作ガイドでは、頂点法線の計算方法を変更する方法と生成されたスタティック メッシュに与える影響について説明します。
手順
以下のセクションでは、スタティック メッシュに使用される法線の計算方法を調整する方法について説明します。
- まず、新しいジオメトリを生成するスタティック メッシュまたはスタティック メッシュのグループを探し、[Viewport (ビューポート)] でそれらのメッシュを選択します。
- 次に、[Window (ウィンドウ)] > [Developer Tools (デベロッパーツール)] > [Merge Actors (アクタをマージ)] を選択して、[Merge Actors (アクタをマージ)] ツールを開きます。
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Merge Actors (アクタをマージ) ツールで、2 番目のアイコン をクリックして プロキシ ジオメトリ ツール にアクセスし、[Proxy Settings (プロキシ設定)] を展開します。
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[Screen Size (画面サイズ)] の値を 50 に設定し、[Normal Calculation Method (法線の計算方法)] が [Angle Weighted (角度に重み付け)] に設定されていることを確認します。
[Screen Size] を 50 に設定することで、選択したスタティック メッシュで使用される三角ポリゴンの量を減らすようにプロキシ ジオメトリ ツールに指示します。
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次に、[Merge Actors (アクタをマージ)] ボタンをクリックして、[コンテンツ ブラウザ] に新しく作成されたスタティック メッシュの名前と場所を入力します。次に、[Save (保存)] ボタンをクリックして、マージ処理を開始します。
- 処理が完了したら、スタティック メッシュをダブルクリックして スタティック メッシュ エディタ で開き、結果を確認します。
最終結果
最良の結果を得るための各オブジェクトの法線の計算方法が異なるため、最良の結果が得られるまでには、ある程度の時間とイテレーションが必要です。使用しているオブジェクトの種類によっては、結果が微妙に異なる場合もあります。以下の画像では、この例で使用されているスタティック メッシュの [Normal Calculation Method (法線の計算方法)] が [Angle Weighted (角度に重み付け)]、[Area Weighted (面積に重み付け)]、[Equal Weighted (均等に重み付け)] に設定されている場合の外観の違いを比較しています。
次の画像スライダは、3 つの法線の計算方法がそれぞれ達成する結果を示しています。最初が Angle Weighted (角度に重み付け)、次が Area Weighted (面積に重み付け)、最後が Equal Weighted (均等に重み付け) です。