ARKit は Unreal Engine でサポートされている Apple の ハンドヘルド AR プラットフォームです。このページでは、Unreal Engine で ARKit がどのようにサポートされているのか、またARKit を使って開発するための環境設定について説明します。Unreal Engine がサポートするデバイスと SDK バージョンの包括リストは「サポートされている XR デバイス」を参照してください。
ARKit API を使用して開発する
Unreal Engine で ARKit を開発するには、以下の設定を行う必要があります。
- ハードウェアとソフトウェアを更新すること。「iOS 開発要件」を参照してください。
- Xcode 12 以上のバージョンがインストールされていること。
- iOS 14 以上のバージョンがインストールされていること。
- A12 Bionic チップ以上を搭載したハンドヘルド iOS デバイスがサポートされ、構成され、接続されていること。
- Apple ARKit プラグインをプロジェクトで有効にすること。
ARKit で開発する準備ができたら、独自の ARKit 機能を使用して iOS デバイス用に開発できます。Unreal Engine でサポートされている機能については「ハンドヘルド AR 機能」を参照してください。
開発を始める
プロジェクトに Apple ARKit プラグインの設定をしたら、以下の操作ガイドに従って ARKit デバイスの開発を開始します。
プロファイリング
次のセクションは、XR アプリケーションのプロファイリング方法と、パフォーマンス向上のために考慮すべき内容について説明します。
既知の制約事項
ARKit の機能の既知の制限事項は以下の通りです。
- 画像検出のための候補画像には、一意のフレンドリ名を付ける必要があります。複数の候補画像が同じフレンドリ名を共有している場合、フレンドリ名の最初のインスタンスのある画像のみが認識されます。