このページでは、Datasmith のコンテンツを Unreal Editor に再インポートする方法と、レベルのアクタにどのようなアップデートを同期させるのか制御する方法について説明します。
再インポートによるプロジェクトのアセットとレベルのアクタへの処理内容の概要を含むバックグラウンド情報については、「Datasmith の再インポート ワークフロー」を参照してください。
Datasmith シーン アセットを再インポートする
ソース ファイルの新しいバージョンから Datasmith シーン アセットをインポートする手順です。
- コンテンツ ブラウザで Datasmith シーン アセットを右クリックします。
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この Datasmith シーン アセットを作成または再インポートするために最後に使用したディスクの同じファイルにソース シーンへの変更を保存した場合は、コンテキスト メニューから [Reimport (再インポート)] を選択します。
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ディスクの別のファイルに保存した場合は、コンテキスト メニューから [Reimport With New File (新しいファイルで再インポート)] を選択し、使用する新しいファイルをブラウズします。
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再インポート オプションを指定するように求められます。これらは、インポート時に最初に設定したものと同じオプションですが、いくつか追加のオプションがあります。
[Sync Current Level Actors (現在のレベル アクタの同期)] の下にある新しいオプションでは、Datasmith シーン アセットに行われた更新を、更新中のアセットから作成された現在のレベルの Datasmith シーン アクタにも適用するかどうかを決定します。
アクタを今すぐ同期する必要がない場合は、後で実行できます。以下の「Datasmith シーン アクタとアセットの同期」を参照してください。
他のインポート オプションの詳細は、「Datasmith のインポート プロセスについて」を参照してください。 - Importer で使用するオプションを設定し、[Import (インポート)] をクリックします。
再インポート プロセスでは、コンテンツ ブラウザのジオメトリ、マテリアル、およびテクスチャが上書きされる場合があります。詳細は、「Datasmith の再インポート ワークフロー」を参照してください。
Datasmith シーン アクタとアセットの同期
レベルの Datasmith シーン アクタを対応する Datasmith シーン アセットと再同期させるには、次の 2 とおりの方法があります。
再インポート中
Datasmith シーン アセットを再インポートするには、次の手順を実行します。
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Datasmith シーン アクタを含むレベルを開きます。
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上記の Datasmith シーン アセットを再インポートする の手順に従い Datasmith シーン アセットを再インポートします。
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[Import Options (インポート オプション)] ダイアログの [Sync Current Level Actors (現在のレベル アクタを同期する)] セクションを確認します。[Datasmith Scene Actors (Datasmith シーン アクタ)] チェックボックスをオンにします。
前に削除したアクタをレベルに再追加する場合は、[Re-Spawn Deleted Actors (削除されたアクタのリスポーン)] オプションのチェックもオンにします。
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[Import (インポート)] をクリックします。
再インポート後
アセットの再インポート後随時、次の手順を実行します。
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Datasmith シーン アクタを含むレベルを開きます。
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ワールド アウトライナー で Datasmith シーン アクタを選択します。
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[Details (詳細)] パネルで、[Datasmith] セクションを確認します。
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前に削除したアクタをレベルに再追加する場合は、[Respawn deleted actors (削除されたアクタのリスポーン)] オプションのチェックをオンにします。
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[Update actors from Scene (シーンからのアクタの更新)] をクリックします。
個別にアセットを再インポートする
Datasmith シーン アセット全体を再インポートする代わりに、更新するスタティック メッシュ、マテリアル、およびテクスチャ アセットを個々に選択することができます。
単一のアセットを再インポートするには、次の手順を実行します。
- コンテンツ ブラウザでアセットを右クリックして、コンテキスト メニューから [Reimport (再インポート)] を選択します。
マテリアル アセットの場合は、[Datasmith] > [Reimport Material (マテリアルの再インポート)] を選択します。
通常の 3ds Max からインポートされるマテリアルの場合のように、 Datasmith が最初に作成したマテリアル アセットのソースファイル内のマテリアル定義と一致させるため、[Datasmith] > [Reimport Material (マテリアルの再インポート)] オプションのみが表示されます。ただし、このオプションは、通常の CAD ファイルまたは SketchUp からインポートされたマテリアルの場合のような、Datasmith に組み込まれているマテリアルのインスタンスであるマテリアル アセットでは表示されません。
- アセットの再インポート オプションを指定するように求められます。
これらは、インポート時に最初に設定したものと同です。詳細は、「Datasmith のインポート プロセスについて」を参照してください。
個々のアセットを再インポートする場合は、レベル アクタを同期するオプションは表示されません。プロジェクトのアセットを参照するたびに、アセットの更新されたバージョンが自動的に使用されます。「Datasmith の再インポート ワークフロー」を参照してください。