Android Studio を使用して、Unreal Engine (UE) プロジェクトで使用する C++ および Java コードをデバッグできます。このチュートリアルでは、このプロセスのために Android Studio をセットアップする方法を説明します。
手順
次のセクションでは、Android Studio をダウンロードおよびセットアップして、UE プロジェクトで使用するための方法を説明します。
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まだ行っていない場合は、現在の Unreal Engine のビルドと互換性のあるバージョンの AndroidStudio をダウンロードしてインストールします。使用するバージョンについては、「開発要件」ページを参照してください。環境のセットアップ方法については、「Android SDK と NDK セットアップガイド」を参照してください。 デバッグするapkをビルドしてから、デバッグに使用するAndroidデバイスにデプロイします。
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デバッグ対象の
APK
をビルドしてから、デバッグに使用する Android デバイスにデプロイします。画像をクリックするとフルサイズで表示されます。
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Android Studio Launcher を開き、表示されたオプションから [Open an existing Android Studio Project] を選択します。
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[Open File or Project] メニューで、C:\YourProjectName\Intermediate\Android\APK\Gradle に移動し、「Gradle」 ディレクトリを選択してから [OK] ボタンをクリックします。
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Android Studio が開いたら、[Run Menu] から [Edit Configurations] オプションを選択します。
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[Debugger] タブをクリックし、デバッグ タイプを [Dual] に設定します。
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次に [LLDB Startup Command] タブで [plus] アイコン (+) をクリックして、以下の行を入力したら [OK] ボタンを押して処理を完了します。
command script import "C:\PathToYourUE4EngineInstall\Engine\Extras/LLDBDataFormatters\UE4DataFormatters_2ByteChars.py"
C++ コードでは TEXT("string") を使用し、L("string") を使用しないように注意してください。
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[Enter] キーを必ず押してください。そうしないとコマンドが有効になりません。
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この時点で、プロジェクトの
.cpp
ファイルを開き、デバッグ対象のアイテムにブレークポイントを追加します。画像をクリックするとフルサイズで表示されます。
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メインメニューで [Run] > [Debug 'app-app'] を選択します。
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[Select Deployment Type] ウィンドウが表示されたら、リストから使用するデバイスを選択し [OK] ボタンを押します。
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最終結果
これらの手順をすべて完了したら、デバッガがユーザーの使用する Android デバイスにアタッチするのを待ちます。
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プロジェクトのサイズにより、デバッガがアタッチするのに時間が掛かる場合があります。また、[Package data inside APK] オプションを使用しない場合、デバイスにデータはインストール されません。これを実行する場合、APK のサイズが大きくなることから、デバッグの再デプロイは遅くなります。別のオプションとして、エディタで 起動 してから、デバッグ用 Android Studio を使用してデバイスに現在のレベルをインストールする方法があります。現在のレベルのデータ以外が必要な場合、OBB をパッケージ化してデバイスにインストールすることもできます。