コンテキスト スイッチ
コンテキスト スイッチは、後からリストアして実行を再開できるよう、プロセスまたは スレッド の状態を格納します。ランチャー ビルドでコンテキスト スイッチのプロファイルを作成する場合、お使いのエンジンのオプションで「Editor Symbols for Debugging」が有効になっていることを確認してください。

コンテキスト スイッチは、Windows、XB1/XSX、および PS4/PS5 プラットフォームでサポートされています。
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次のコマンドラインで ContextSwitch トレース チャンネルを有効にできます。
-trace=default,ContextSwitch
Windows の場合、ユーザー権限の設定によっては、プロジェクトのランタイムは「管理者として実行」である必要があります。 -
Unreal Insights でトレース ファイルを開きます。セッションで
ContextSwitch
トレース イベントが有効になっている場合、以下の情報が Timing Insights ビューに表示されます。
a) 追加の CPU コア トラック。記録されたトレースの各 CPU コアに 1 つずつ、それぞれの CPU コアでどのスレッドが実行されたかを示すタイミング イベントが表示されます。「不明」タイミング イベントは、他のアプリケーション/プロセスまたは OS からのスレッドの実行を示します。
b) 各 CPU スレッドには、各スレッドがどのコアで実行されているかを示すコア番号イベントを含むヘッダ レーンがあります。スレッドが実行されている時間帯と、そのスレッドが先取りされた時間帯が強調表示されます。

c) [CPU/GPU] ドロップダウン メニューに追加の [Context Switches] オプションが表示されています。

d) Cpu Thread トラックの「Core」タイミング イベントのコンテキスト メニューには、次の追加のオプションが表示されます。

e) CPU Core トラックの「Thread」タイミング イベントのコンテキスト メニューには、次の追加のオプションが表示されます。
