Sony Spatial Reality Display デバイスを使用すると、特別なメガネやヘッドセットを使用せずに、3D 空間現実で Twinmotion のシーンを表示したり探索したりできます。 Spatial Reality Display の高速ビジョン センサーと視線認識テクノロジーは、目の位置をリアルタイムで検出します。 これにより、デバイスに対する頭と目の位置に基づいた 3D 立体視ビューで Twinmotion のシーン内を移動できるようになります。
Spatial Reality Display を使用すると、ローカル プレゼンテーションで、またはプレゼンター モードで Twinmotion を使用しているときに、画像の表示や操作が行えます。
このページでは、Twinmotion で Sony Spatial Reality Display を設定して使用する方法について説明します。
Sony Spatial Reality Display の詳細については、こちらのページを参照してください。
要件
Spatial Reality Display は Windows 環境でのみ使用できます。 Twinmotion を Spatial Reality Display とともに使用する場合に最適なビジュアル品質とパフォーマンスを確保するには、Windows 向けの Twinmotion のハイエンド要件を使用することをお勧めします。 詳細については、「ハードウェアおよびソフトウェアの仕様」ドキュメントを参照してください。
DirectX 12 がコンピュータのグラフィック カードでサポートされていなければならず、Twinmotion で有効にする必要があります。 DirectX 12 は、デフォルトで有効になっています。 Twinmotion の DirectX バージョンは、[Preferences] パネルの [Settings (設定)] > [Graphic hardware support (グラフィック ハードウェアのサポート)] で確認できます。
1 - Spatial Reality Display Settings アプリケーションをダウンロードしてインストールする
こちらのページから Spatial Reality Display Settings Installer (バージョン 2.5.0) をダウンロードします。
マシンのファイルのダウンロード場所へ移動し、「
.zip」ファイルをダブルクリックします。展開されたフォルダで「
.msi」ファイルを開き、セットアップ ウィザードの手順に従います。
2 - Spatial Reality Display のランタイム時に OpenXR を有効にする
Spatial Reality Display Settings アプリケーションを開きます。
[OpenXR Setting (OpenXR 設定)] タブで、[Set Spatial Reality Display as the active device (Spatial Reality Display をアクティブ デバイスとして設定)] をクリックします。
3 - 2 画面設定を行う
Twinmotion は Spatial Reality Display のみで使用できますが、Spatial Reality Display と 4K 標準モニターの 2 画面 (デュアル モニター) 設定の使用をお勧めします。 Spatial Reality Display のみを使用する場合は、プレゼンテーション内の画像のサムネイルを選択して表示できます。 ただし、2 画面設定を使用する場合は、キーボード ショートカットを使用してシーン内を移動し、ナビゲーション速度を制御することもできます。 詳細については、「7 - ポインタとナビゲーションの使用」を参照してください。
2 画面設定を行うには、次の手順に従います。
[Start (スタート)] > [Settings] > [Display (ディスプレイ)] の順に選択し、ディスプレイ オプションの Windows 設定ウィンドウを開きます。
どちらの画面も 3840x2160 (4K) ディスプレイ解像度を選択します。
4K 標準モニターを選択し、[Make this my main display (これをメイン ディスプレイにする)] チェック ボックスをオンにします。
Spatial Reality Display がメイン ディスプレイの隣にあることを確認します。
次の画像は、メイン ディスプレイの隣にある Spatial Reality Display を示しています。
Spatial Reality Display 画面を選択し、[Scale and layout (拡大縮小とレイアウト)] の値が 100% になっていることを確認します。
4 - Epic Games Launcher を使用して Twinmotion をインストールする
Epic Games Launcher から Twinmotion 2025.1.1 をインストールします。 Twinmotion のインストール方法の詳細については、こちらのページを参照してください。
Spatial Reality Display は、Twinmotion バージョン 2025.1.1 より前のバージョンとは互換性がありません。
5 - Twinmotion で 3D 表示モードを有効にする
Spatial Reality Display でコンテンツを表示するには、次のように Twinmotion で 3D (立体視) 表示モードを有効にします。
Twinmotion エディターまたはローカル プレゼンテーションで、目のアイコンをクリックして [View (表示)] メニューを開き、VR アイコンをクリックして [Start VR (VR の開始)] を選択します。
6 - Twinmotion でのプレゼンテーションについて
Twinmotion のプレゼンテーションは、簡素化された専用のユーザー インターフェースで表示する (画像、動画、パノラマなどの) 各種のメディアのコレクションです。
Spatial Reality Display を使用すると、プレゼンター モードの Twinmotion エディターとローカル プレゼンテーションでプレゼンテーションを表示できます。 プレゼンテーションには各種のメディアを含めることができますが、画像のみを含むプレゼンテーションでは Spatial Reality Display を使用することをお勧めします。
Twinmotion では、画像内を移動してオブジェクトをあらゆる角度から表示できます。 カメラのパースペクティブがそれぞれ異なる複数の画像を作成することもできます。 Spatial Reality Display でプレゼンテーションを表示すると、カメラの位置と画像の縮尺が標準モニターとは異なって表示されます。 これは、Spatial Reality Display が目の位置を追跡してカメラの視点を管理するためです。
下の画像では、左側の画面は Twinmotion エディターを、右側の画面は Spatial Reality Display デバイスに表示されたプレゼンテーションを示しています。
7 - ポインタとナビゲーションの使用
Spatial Reality Display デバイスで Twinmotion プレゼンテーションを表示すると、ポインタはオレンジ色の円のように見えます。 このポインタを使用して、プレゼンテーションで表示する画像を選択できます。
Spatial Reality Display でポインタが表示されない場合は、Spatial Reality Display に (オレンジ色の円で表された) ポインタが表示されるまで、標準モニター上の矢印ポインタを画面の右か左 (Windows ディスプレイの構成によって異なります) に移動します。
キーボード ショートカットを使用してシーン内を移動するには、2 画面設定を使用する必要があります。 ナビゲーションをアクティブ化するには、オレンジ色のポインタで Spatial Reality Display のスクリーン空間をクリックします。
移動キー (WASD) と上 / 下キー (QE) を使用してシーン内を移動し、数字キー (1 ~ 6) でナビゲーション速度を制御できます。 シーン内の目のアイコンをクリックして、[View] メニューからナビゲーション速度オプションを選択することもできます。 詳細については、「ナビゲーション キーボードとマウス ショートカット」および「ナビゲーション速度を制御する」ドキュメントを参照してください。
Spatial Reality Display デバイスでは、頭の位置でカメラの視点を制御するため、マウスを使用してシーン内を見回したり、パンしたり、周回したりすることはできません。
ただし、Twinmotion では、次のように回転するオブジェクトのアニメーションを含む画像を作成してプレゼンテーションで表示できます。
オブジェクトを含むシーンで、プロパティに基づいて Twinmotion の構成を作成します。
シーンにローテータを追加し ([Library (ライブラリ)] > [Tools (ツール)] > [Rotator (ローテータ)])、シーン グラフでローテータをオブジェクトの親にします。
シーン グラフの [Rotator] を選択し、アニメーションのプロパティを設定します。
構成状態を作成し、アニメーションの設定済みプロパティを保存します。 構成では複数の状態を作成でき、各状態は表示したいバリエーションを表します。
画像を作成し、状態を画像に適用します。
画像を [Presentation] に追加します。
[Presentation] を表示すると、画像を選択してアニメーションを再生できます。
Twinmotion の構成とその使用方法の詳細については、「構成」に関するドキュメントを参照してください。
8 - 3D 表示モードを終了する
2 画面設定の 3D 表示モードを無効にするには、キーボードの Esc キーを押します。
Esc キーで 3D 表示モードを無効にできない場合、または (2 画面設定ではなく) Spatial Reality Display のみを使用している場合は、Alt+F4 を 2 回押します。
9 - 既知の制限事項
Twinmotion では、それぞれの画像にさまざまな構成状態を適用でき、トリガーを使って構成状態を切り替えます。 ただし、構成トリガーは Spatial Reality Display ではサポートされていません。 Spatial Reality Display で構成状態を切り替えるには、ポインタを使用して各画像を選択する必要があります。
Twinmotion では、カメラの位置が 3D 表示モードの場合と同じではありません。 Twinmotion でプロジェクトを作成する際、以下を考慮することが推奨されます。
3D 表示モードは、およそ 2~5 メートルのサイズのオブジェクトを見るために設計されています。 これより大きいオブジェクトまたは大規模建築シーンへの使用はお勧めしません。
3D 表示モードのナビゲーションは、Twinmotion の標準ナビゲーションよりも遅くなります。 オブジェクトをさまざまな視点から見るには、その周囲のさまざまな地点にカメラを配置した複数の画像をプレゼンテーションで作成することをお勧めします。
Twinmotion では、3D モデルから 3~4 メートル離したところにカメラを配置します。
Spatial Reality Display ランタイムで OpenXR を有効にすると、コンピュータに接続されている VR ヘッドセットが動作しなくなることがあります。 その場合は、VR ヘッドセットのアプリケーションの OpenXR ランタイム設定をリセットしてください。