信号リモコン はプレイヤーが持ち運びし、他の仕掛けに信号を送ることができる仕掛けです。信号リモコンマネージャー は信号の送信方法や送り先を管理することができます。これにより、プレイヤーはゲーム内の所持アイテムから信号を送信することが可能となります。
例として、プレイヤーは信号リモコンを起動して信号を送信し、拠点エリアにテレポートで戻ることができます。
信号リモコンマネージャーの場所と設置方法
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1.クリエイトモードで Tab キーを押してクリエイティブインベントリ画面を開きます。
1.仕掛け タブをクリックします。スクロールして仕掛けを選んでもいいですし、 検索 ボックスに仕掛けの名前を入力して検索、または左側のパネルの カテゴリ をチェックすることで仕掛けを見つけることもできます。
1.すぐに設置する場合は、 今すぐ設置 をクリックします。後で設置する場合は、仕掛けをクイックバーに追加しましょう。
1.Esc キーを押して、島のクリエイトモードに戻ります。スマホを使用して仕掛けの位置を調整し、クリックして配置します。Esc キーを押して、スマホから仕掛けを取り外しましょう。
1.スマホで仕掛けへと照準を合わせます。カスタマイズ のポップアップがすぐに表示されない場合は、表示されるまで近づきましょう。それから E キーを押し、カスタマイズのパネルを開きます。
信号リモコンマネージャーの場所と設置方法
信号リモコンは信号リモコンマネージャーとセットで使う必要があります。信号リモコンは 武器 ではありませんが、クリエイティブインベントリの「武器」タブで確認することができます。
プレイヤーに信号リモコンを付与するには、クラスデザイナー、アイテムグランターの仕掛け、または宝箱(fortnite-creative-glossary#chest)を使う必要があります。信号リモコンはプライマリとセカンダリの2つにチャンネルに信号を"起動"します。
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1.クリエイトモード で Tab キーを押し、 クリエイティブインベントリ の画面を開きます。
1.武器タブをクリックします。信号リモコンはタブ内をスクロールするか、 検索 ボックスで検索して確認することができます。
1.装備 をクリックして、プレイヤーの装備品バーに信号リモコンを設置します。
1.Esc キーまたは Tab キーを押して、島のクリエイトモードに戻りましょう。
1.信号リモコンマネージャーの仕掛けまで移動します。Tab キーを押してクリエイティブインベントリを開き、今度は上部のナビゲーションバーにある プレイ をクリックし、プレイインベントリを表示します。
1.信号リモコンを装備品バーからドラッグし、信号リモコンマネージャーの上にドロップします。これにより信号リモコンマネージャーに信号リモコンが登録されます。以下の画像のような状態になります。
1つの島で同じ仕掛けを何個も使用している場合、用途に応じてそれぞれの名前を変更しておくと便利です。各仕掛けの目的に関連した名前を付ければ、それぞれの役割を簡単に思い出すことができます。
仕掛けのオプション
信号リモコンマネージャーのオプションをカスタマイズすると、値が信号リモコンの動作に影響を与えます。
信号リモコンマネージャーの設定は、下記のオプションで行うことができます。
初期値は 太字 になっています。
基本的なオプション
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
クールダウン時間 | 3秒、時間を選ぶか入力 | 信号リモコン起動後のクールダウン時間の長さを設定します。 |
全てのオプション(追加の項目)
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
ゲーム開始時に有効化 | オン、オフ | ゲーム開始時に仕掛けが有効されるかの設定です。 |
クールダウン時間 | 3.0秒、時間を選ぶか入力 | リモコン起動後のクールダウン時間の長さを決定します。 |
信号リモコンのティア | コモン、アンコモン、レア、エピック、レジェンド | この仕掛けとペアリングされている信号リモコンのレア度のティアを決定します。 |
即座にイベントを起動 | オン、オフ | プレイヤーが操作を入力すると、即座にイベントが起動するかどうかを決定します。 |
ディレクト イベント バインディング
ディレクト イベント バインディングでは仕掛けが直接通信するようになり、作業の流れがより直感的になるとともに、より自由にデザインのアイディアに集中することが可能になります。
機能
ディレクト イベント バインディングは、「機能」を受信機として使用します。機能は一つの仕掛けのイベントを聞き、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
オプション | 仕掛けの選択 | イベントの選択 | 説明 |
---|---|---|---|
受信していると有効化 | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | この機能はイベントが発生した際に仕掛けを有効にします。2つ以上の仕掛けまたはイベントがこの仕掛けを有効化できる場合は、 追加 をクリックすると新たな行を追加できます。 |
受信していると無効化 | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | この機能はイベントが発生した際に仕掛けを無効にします。2つ以上の仕掛けまたはイベントがこの仕掛けを無効化できる場合は、 追加 をクリックすると新たな行を追加できます。 |
イベント
ディレクト イベント バインディングは、「イベント」を送信機として使用します。イベントは、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
オプション | 仕掛けの選択 | イベントの選択 | 説明 |
---|---|---|---|
第1起爆時 イベント送信先 | 矢印をクリックして、対応する仕掛けのリストを表示します。 | 矢印をクリックして、対応する機能のリストを表示します。 | プレイヤーが信号リモコンの第1機能を起動すると、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |
第2起爆時 イベント送信先 | 矢印をクリックして、対応する仕掛けのリストを表示します。 | 矢印をクリックして、対応する機能のリストを表示します。 | プレイヤーが信号リモコンの第2機能を起動すると、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |
デザイン例
信号リモコンマネージャーの使用例をいくつか紹介します。
信号リモコンマネージャーの仕掛けは、信号を正しく送信するために、信号リモコンAからDの武器が登録されている必要があります。これは、同じマップ内に信号リモコン武器1種につき1つの、4つの別々の信号リモコンマネージャーを設置できることを意味します。そして、クラスデザイナー、アイテムスポナー、またはアイテムグランターを通じて、プレイヤーが使用できるように付与しなくてはなりません。
これらの3例では、全てクラスデザイナーの仕掛けを使用します。クラスデザイナーをマップ上の任意の場所に設置し、以下の通りにカスタマイズしましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
クラスID | 1 | 全ての例にてこのクラスがデフォルトのクラスとして使用されます。 |
付与されたアイテムの装備 | 1つ目のアイテム | スポーン時に信号リモコンが自動で装備されます。 |
次に、自分の島の「ゲーム」タブに行き、クラスIDを必ず次のように設定するようにします。これによって、各デザインの例において最初から信号リモコンを持ってスポーンすることを確実にしておきます。
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「自分の島」でのタブ | オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
ゲーム | デフォルトクラスID | 1 | 全ての例にてこのクラスがデフォルトのクラスとして使用されます。 |
ドアのロック
信号リモコンマネージャーの仕掛けの最も基本的な機能は、片方は扉を開けるかアンロックする、そしてもう片方は扉を閉じるなどの2つの信号を送信することです。これは以下の例と動画にて実演されています。
必要となる仕掛けは以下の通りです。
- 信号リモコンマネージャー と 信号リモコン 武器 1個
- 仕掛けをロックする 1個
1.扉のついた壁を作成し、扉の隣にロックの仕掛けを追加します。「仕掛けをロックする」の以下の設定を変更しましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
ゲーム中に表示 | オフ | 「仕掛けをロックする」はゲームプレイ中には見えません。 |
受信しているとアンロックする | チャンネル1 | 信号リモコンの第1起爆により扉がアンロックされます。 |
受信しているとロックする | チャンネル2 | 信号リモコンの第2起爆により扉がロックされます。 |
受信していると開く | チャンネル1 | 信号リモコンの第1起爆により扉が開きます。 |
受信していると閉じる | チャンネル2 | 信号リモコンの第2起爆により扉が閉じられます。 |
2.設定された信号リモコンマネージャーの仕掛けを島の任意の場所に設置します。以下の通りに設定をカスタマイズしましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
クールダウン時間 | 1秒 | 信号リモコンで信号を送信する時間の間隔です。 |
第1起爆時に送信する | チャンネル1 | 信号リモコンの第1起爆により扉をアンロックして開く信号を送信します。 |
第2起爆時に送信する | チャンネル1 | 信号リモコンの第2起爆により扉を閉じてロックする信号を送信します。 |
これで信号リモコン武器によりロックすることのできる扉ができました。
このゲームの仕組は、他の仕掛けを有効化/無効化するためにも使用することができます。リモートで車をロックして、誰も使えないようにしましょう。壁が消えたり再出現したりできるようにして、高度な防衛線を敷けるようにしましょう。壁を消した場合はチームの近道として使用できるようにすることも、特定のクラスや全体的に使用できないようにすることもできます。
リモコンでの補充
信号リモコンマネージャーの仕掛けは、第1起爆と第2起爆にテレポーターの仕掛けを起動するために設定することができます。これにより、プレイヤーには撃破されることなく銃撃戦の間に即座に補充する手段が与えられ、他の場所へと転送される手段も提供されます。
必要となる仕掛けは以下の通りです。
1.補充用の倉庫を作成して、アリーナの前線に転送する場所を確保しましょう。補充用の倉庫の中にはテレポーターの仕掛けを設置します。設置したら、以下の設定を変更しましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
テレポーターグループ | なし | この仕掛けには、通り抜けても手動で有効になるテレポーターのネットワークはありません。 |
テレポーターのターゲットグループ | なし | この仕掛には、通り抜けても手動で有効になるターゲットされたテレポーターのネットワークはありません。 |
テレポーター裂け目の表示 | いいえ | ゲームプレイ中にテレポーターの裂け目が表示されないようにします。 |
サウンドエフェクトを再生 | いいえ | 使用された際にテレポーターの効果音は再生されません。 |
プレイヤーをテレポーターの方向に向かせる | はい | テレポーターを使用した際に適切な方向を向くように、プレイヤーが特定の方向を向くようにします。 |
受信していると転送する | チャンネル2 | 信号リモコンの第2起爆を使用するとプレイヤーを転送します。 |
2.テレポーターをコピーし、2つ目をアリーナの前線の安全な位置に設置します。下の設定のみを調整します。

オプション | 値 | 説明 |
受信していると転送する | チャンネル1 | 信号リモコンの第1起爆を使用するとプレイヤーを転送します。 |
3.補充用の倉庫には、デフォルトの仕掛けの設定を使用して任意の自販機と装備品を格納します。
これでプレイヤーを2つの別々の位置に転送させる信号リモコン武器ができました。
より長いリスポーンやライフに制限のあるゲームモードでは、逃走して撃破されるより、この手段が再度戦闘に突入する際に有用な場合があります。リスポーン後に、プレイヤーが選択できる2箇所の攻撃地点を用意しても良いでしょう。
### リモートハッキング
信号リモコンマネージャーではより複雑な相互作用を使用することもできます。キャプチャー・ザ・フラッグ、サーチ&デストロイ、またはドミネーションのようなゲームモードで攻撃的な用途を用意し、特定のクラスに独自の存在意義を与えることができます。
次の仕掛けを使用します。
- 信号リモコンマネージャー と 信号リモコン 1個
- カスタマイズ可能なライト 任意の数
- 時限式破壊オブジェクト(using-timed-objective-devices-in-fortnite-creative) 1個
1.フラッグまたはキャプチャーエリアの仕掛けなどの目標物を格納する建築物を作成します。時間帯を設定して、任意でスカイドームの仕掛けなどの追加のライティングを使用して、マップを暗くします。
2.建築物内にカスタマイズ可能なライトを設置します。そうしたら以下の設定を変更しましょう。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
ライトの明度 | 50% | 理想のライトの明度に設定しましょう。この設定は事例用に使用されています。 |
受信していると点灯する | チャンネル2 | 消灯した短時間後に、自動的に時限式破壊オブジェクトの仕掛けによりライトが再度点灯されます。 |
受信していると消灯 | チャンネル1 | 信号リモコンの第1起爆がライトを消灯し、時限式破壊オブジェクトによる自動の再点灯を設定します。 |
3.カスタマイズ可能なライトを複製し、建築物の内部が十分に明るくなるまでコピーを設置します。
4.島の任意の場所に時限式破壊オブジェクトの仕掛けを設置します。設置したら、以下の設定を変更しましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
時間 | 15秒 | 時限式破壊オブジェクトのタイマーの持続時間です。 |
タイマーラベルテキスト | 電気を復旧中… | カウントダウンしているタイマー用のHUD表示です。 |
緊急モード開始時間 | 3 | タイマーのカウントダウンが緊急時の効果音を再生し始めるまでの残り時間です。 |
受信シていると開始する | チャンネル1 | ライトを無効にする信号リモコンの第1起動のボタンが押された際に、タイマーが開始されます。 |
タイマーがゼロになると送信する | チャンネル2 | 完了後に、全てのカスタマイズ可能なライトを再点灯する信号を送信します。 |
5.最後に、設定された信号リモコンマネージャーの仕掛けを島の任意の場所に設置します。以下の通りに設定をカスタマイズしましょう。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
クールダウン時間 | 1秒 | 信号リモコンで信号を送信する時間の間隔です。 |
第1起爆時に送信する | チャンネル1 | ライトを消灯させるライトを送信し、それを自動的に再点灯させる時限式破壊オブジェクトを起動します。 |
これでリモートのハッキング端末として機能する信号リモコンの武器が設定されました。
クールダウン時間は1秒より長く設定しましょう。これは事例用に使用された設定ですが、実際のクラスにはより長いクールダウンを設定すべきです。上記の要素を組み合わせて、通常はロックされていて防御の薄い近道を開くために使用しても良いでしょう。また、クールダウンのあるセントリーの仕掛けを一時的に起動するクラスを設定して、拠点が攻撃されている際に助けとなるようにしても良いでしょう。