バーチャル カメラ は、モジュラー コンポーネント システムを使用して Unreal Engine で シネ カメラ を動かして、カメラデータを操作し、その結果をさまざまな外部出力デバイスに出力するために使用されます。さらに、バーチャル カメラ システムは、エディタ および プレイ イン エディタ (PIE) または スタンドアローン ゲーム モードで機能を提供します。
バーチャル カメラ コンポーネント (VCamComponent) は、Unreal Engine でカスタム バーチャル カメラのビルドを可能にするベース コンポーネントです。VCamComponent を使って、ユーザーはカスタム モディファイヤ と 出力プロバイダ を追加することで、Unreal Engine 内で Cine カメラを動かすことができます。モディファイヤは、フィルタリング、トラッキング、オートフォーカスなどのカスタム エフェクトでカメラ データを操作します。出力プロバイダは、バーチャル カメラの出力を Composure、Media Framework、エディタのビューポート、または Unreal Remote アプリを実行しているあらゆるデバイスにルーティングします。
また、この新しいアーキテクチャには次のものが含まれます。
- すべての機能をサポートする マルチユーザー編集
- カスタム UMG コントロールを出力にオーバーレイし、エディタまたはデバイスでそれらとインタラクトする機能。
- コントローラーやタッチスクリーンなどのハードウェア入力に対応するためのビルトイン サポート。
- Live Link を使用して任意のカスタム トラッキング システムに切り替える機能。
- Unreal Remote アプリの更新による新しい UI と改善されたストリーミング パフォーマンス。
バーチャル カメラ システムの詳細については、以下のリンクからバーチャル カメラ コンポーネントを使用してカスタム カメラをビルドする方法のクイックスタートや、エンジン付属の組み込みのバーチャル カメラの概要を参照してください。