説明
このウィジェットでは、ユーザー ウィジェットのための外部スロットをエクスポーズすることができます。ユーザー ウィジェットには、他のウィジェットを入れることが可能であり、カスタム ウィジェット機能を作成するのに便利です。
使用例
以下では Button Template と呼ばれる Widget ブループリント を作成し、キャンバス パネル を Horizontal Box (横方向ボックス) で置き換えました。この横方向ボックス内に ボタン と テキスト のウィジェットを入れました。ここでは、ボタンの隣にあるスペースに、他の誰かが入れたいウィジェットを入れたり、または別の Widget ブループリント内から後で自分で入れることができるようにします。

これを行うには Named Slot ウィジェットを Horizontal Box に追加します。

この例では、わかりやすくするために Named Slot の名前を更新し、それを Fill に設定し、プレビュー サイズを調整しました。また、同じサイズにするために、Fill Size ドロップダウンから Custom を選択し、Width を 400 に、Height を 50 に設定します。

ボタン上のテキストも更新しました。

コンパイル し、保存 して、 Button Template を閉じて新規 Widget ブループリントを作成しました。
この新規 Widget ブループリントの User Created で、Button Template のユーザー ウィジェットをキャンバス パネルにドラッグしました。

次にウィジェットを Named Slot に追加します。ただし、Named Slot 内のグラフにウィジェットをドラッグ & ドロップすることはできません。階層 を使用して Named Slot の新規「ルート」ウィジェットを作成する必要があります。

これで Named Slot に追加したウィジェットにお好みに応じてスタイルを適用することができます。

ウィジェットをグラフにドラッグ&ドロップするには、ウィジェットを入れるコンテナが必要です (例、キャンバス パネル) 。

上の画面では、別の Button Template ウィジェットを作成しました。これは、キャンバス パネルを使用しており、ウィジェットをドラッグできるようになっています。
複数のウィジェットを Named Slot に追加し、様々なウィジェットを入れることができるテンプレートをセットアップすることができます。
