ビューポート は、ユーザーが Unreal Engine で作成したゲームワールドへの窓口となります。ゲーム内と同じようにゲームワールドをナビゲーションできます。または、ブループリントの構築の基本構想に使用することができます。Unreal Editor のビューポートには、様々なツールやビジュアライザがあり、まさに必要なデータの可視化を支援します。
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ビューポートの種類
Unreal Editor のビューポートは、主にパースペクティブと平行投影の 2 種類があります。パースペクティブ ビューは ゲームワールドの 3D ウィンドウです。平行投影ビューは、主要軸 (X, Y, Z) のいずれか 1 つを見下ろした 上部 (Top)、 前面 (Front)、側面 (Side) の 2D ビューポートです。
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パースペクティブ (3D) | 前面 (X-Axis) | 側面 (Y-Axis) | 上部 (Z-Axis) |
[Alt] キーを押しながら、[G]、 [H]、[J] 、[K] のいずれかのキーを押してビューポートの種類を切り替えることができます。 この操作により、ビューポートはそれぞれパースペクティブ、前面、側面、上部に設定されます。
ビューポートのレイアウト
エディタを開くと、デフォルトでパースペクティブ ビューポートが単独で表示されます。
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[Viewport] パネルには、実際に複数のビューポートがあります グリッド状にレイアウトされ、どれでも最大化できます。デフォルトのレイアウトは、4x4 です。パースペクティブ、上部、前面、側面の各タイプで構成されます。
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ビューポートは、各ビューポートの右上隅にある ボタンや
ボタンを使用して
最小化および最大化できます。
ビュー モード
エディタ ビューポートには視覚化モードが数多くあるので、シーンで処理中のデータ タイプを見やすくするだけでなく、エラーや予想外の結果を診断しやすくなっています。使用頻度の高いビュー モードにはそれぞれホットキーがついていますが、 [View Mode] メニュー内であればビューポートから全てにアクセスすることができます。
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以下は一般的に使用されるビュー モードです。
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lit (ライティング有り) | Unlit (ライティング無し) | ワイヤーフレーム |
すべての利用可能なモードのリストと説明については、「ビューモード」を参照してください。
ゲーム ビュー
ゲームビュー は、ゲーム内で表示されるのと同様にシーンをビューポートに表示させます。つまり、アクタのアイコンなどのエディタ固有の要素は 表示されません。ゲームビューでは、ゲーム内で実行した場合に、レベルがどのように見えるかを 簡単に見ることができます。


ゲーム ビューを切り替えるにはスライダーをドラッグします。
ゲーム ビューを有効にするには、ビューポートをフォーカスした状態で [G] キー (デフォルト) を押すか、 以下の以下のビューポート オプション メニューから選択します。
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Immersive モード
ビューポートには、最大化、最小化以外にもうひとつの状態である [Immersive (没入)] モードがあります。[Immersive] モードでは、 ビューポートは、ビューポート パネル を含んだ状態でウィンドウ全体に最大化されます。レベル エディタを最大化させている場合、 真に 没入感がある (immersive) 編集体験にするために、ビューポートを全画面で実行させることができます。
[Immersive] モードを有効にするには、ビューポートをフォーカスした状態で、[F11] キー (デフォルト) を押します。 または、以下のビューポート オプション メニューから選択します。
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上記と同様の手順を用いて、または ボタンを押してビューポートを通常の状態に戻すことができます。
このボタンは、[Immersive] モード時に、ビューポートの右上にあります。






没入モードが機能している状態を見るにはスライダーをドラッグします。





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