Material Analyzer はプロジェクトのすべてのマテリアル、または マテリアル インスタンス の特定および解析に役立つ開発ツールです。これにより、置換やデータ保存の節約となるような変更が可能となります。解析するマテリアルまたはマテリアル インスタンスを選択すると、ツールによってそのマテリアルのすべての子孫 (またはマテリアル インスタンスの親マテリアルのすべての子孫) が検索されます。また、基本のプロパティ オーバーライド、スタティック スイッチ、およびスタティック コンポーネント マスクパラメータもすべて検索されます。
マテリアル アナライザーを開く
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メニュー バーで [Tools (ツール)] > [Audit (オーディット)] > [Material Analyzer] をクリックします。Material Analyzer ウィンドウが開きます。
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[Material to Analyze (分析するマテリアル)] の横にあるドロップダウン メニュー をクリックします。リストまたは検索バーを使って、解析するマテリアルまたはマテリアル インスタンスを選択します。
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マテリアル アナライザー ツールは選択したマテリアルのすべてのインスタンスのリストを表示します。
Suggestion リストを表示する
マテリアル インスタンス階層の下に Suggestion リストがあります。Suggestion リストでは、すべてのマテリアル インスタンスが同じスタティック オーバーライドのセットでグループ化されます。各行の横にある矢印をクリックすると、識別された特定のインスタンスが表示されます。
ローカル コレクションを作成する
各 Suggestion リストには、 [Create Local Collection] ボタンがあります。このボタンをクリックすると、関連するすべてのインスタンスがローカル コレクションに配置されるため、検索や更新が簡単になり、より効率的なパラメータ設定を行うことができます。
スタティック スイッチ パラメータ リストを表示する
マテリアル インスタンスのスタティック スイッチ パラメータを表示するには、[Static Switch Parameters] 列の下の矢印をクリックして、すべてのリストを表示します。列のサイズ変更が可能なので、テキストが途切れた場合は移動できます。
マテリアル インスタンスの親を変更する
これらのマテリアル インスタンスを同じスタティック オーバーライドを持つ新しいインスタンスに再ペアレント化することができます。したがって、マテリアル インスタンスが再ペアレント化されても、それらの一意のオーバーライドのみが変更されます。これにより、置換とデータ ストレージが節約できます。再ペアレント化したマテリアル インスタンスからすべてのスタティック パラメータ オーバーライドを削除します。削除しない場合は、追加データが保存されます。