Unreal Engine (UE) は、Android プロジェクトの開発に必要な Android SDK コンポーネントをダウンロードし、インストールするために Android Studio と Android SDK コマンドライン ツール を使用します。
インストール概要
Android SDK をインストールするには、以下の手順に従ってください。
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Turnkey を実行し、Android Studio の必要なバージョンを自動的にダウンロードし、インストールします。
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Android SDK コマンドライン ツールをダウンロードするよう Android Studio のインストールを設定します。
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Android Studio を閉じ、Turnkey に必要な Android SDK コンポーネントのダウンロードを続行させます。
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コンピュータを再起動します。
この手順については下のセクションでさらに詳しく説明します。
Android SDK コマンドライン ツールをインストールしなければ、Turnkey は Android NDK や他の必要なコンポーネントのダウンロードに失敗します。この手順を忘れないようにしてください。
必須バージョン
以下は、Unreal Engine で Android プロジェクトを開発するために必要な必須ソフトウェア コンポーネントです。
- 現在の UE バージョン: 5.4
- Android Studio バージョン:Flamingo 2022.2.1 パッチ 2 (2023年5月24日)
- Android SDK:
- 推奨:SDK 33
- コンパイル可能な最低バージョン: SDK 30
- デバイスでシッピングするために必要な最小ターゲット SDK:26
SDK の最小要件はストアによって異なるため、上記の要件とは異なる場合があります。
- NDK バージョン:r25b
- ビルドツール:33.0.1
- Java runtime: OpenJDK 17.0.62023-01-17
- AGDE デバッグ にはAGDE v23.1.82+ が必要です。
必要な設定
このインストール ガイドを使用するためには、Unreal Engine 5.4 以降のバージョンのインストールが必要です。UE 5.3 以前のバージョンでは Android Turnkey のインストール手順は利用できません。これらのバージョンのインストール手順については、「Android Studio の詳細セットアップ ガイド」 を参照してください。
Turnkey を実行して Android Studio のインストールを開始する
UE は、Turnkey と呼ばれる Unreal Automation Tool スクリプトを使用し、チーム全体に SDK を配布します。通常 Turnkey では、プラットフォームの SDK インストール ファイルをチーム共通の場所に入れる必要があります。しかし、Android Studio は一般に利用可能なため、Turnkey は Android Studio を自動的にダウンロードし、追加の手順なしで設定を開始します。
Turnkey の詳細については、「Turnkey」ドキュメントを参照してください。
Unreal Editor から Turnkey を実行する
Unreal Editor から Android Turnkey インストール手順を実行するには、次の手順に従います。
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Unreal Editor を開きます。
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[Platforms (プラットフォーム)] > [Android] > [Install SDK (インストール SDK)] をクリックします。
コマンドラインから Turnkey を実行する
コマンド ラインから Android Turnkey のインストール手順を実行するには、次の手順に従います。
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コマンド ラインを開きます。
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Unreal Engine のインストール ディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
コマンドライン
RunUAT.bat Turnkey -Command=InstallSDK Platform=Android
Android Studio と Android コマンドライン ツールを設定する
Turnkey を実行するためにどのメソッドを使用しても、Android Studio をダウンロードし、自動的にインストールを開始します。しかし、続行するには、UE に必要な他のコンポーネントを Turnkey が取得できるようにするため、インストール ウィザードを自分で行い、Android SDK コマンドライン ツールをダウンロードする必要があります。インストールを完了するには以下の手順に従います。
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コンポーネントの選択を求められた場合、デフォルト コンポーネントは有効のままにします。
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インストール ディレクトリの選択を求められた場合、デフォルトのディレクトリを使用します。
デフォルトのインストール ディレクトリを使用しない場合、Turnkey はあとの手順で必要なファイルを検索できません。デフォルトのディレクトリのままにしておくことを強く推奨します。別のディレクトリをターゲットにするには、「Android Studio の詳細セットアップ ガイド」 を参照してください。
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インストールが終了したら、Android Studio を開きます。
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[Welcome to Android Studio (Android Studio へようこそ)] ダイアログで、[More Actions (他のアクション)] をクリックし、SDK Manager をクリックします。
これにより、[Appearance and Behavior (外観と動作)] > [System Settings (システム設定)] > [Android SDK] で Android Studio 設定が開きます。
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[SDK Tools (SDK ツール)] タブをクリックします。
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[Android SDK Command-Line Tools (latest) (Android SDK コマンドライン ツール (最新))] にチェックをし、[Apply (適用)] をクリックします。これにより、UE の Android Studio を自動的に設定するために必要なコマンドライン ツールをダウンロードします。
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[OK] をクリックし、[Settings (設定)] ウィンドウを閉じ、[ Welcome to Android Studio] ダイアログを閉じます。
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Android Studio 閉じ、Unreal Editor または コマンド ラインに戻ります。
SDK 設定を完成し確認する
Android Studio を閉じたあと、Turnkey は他の Android SDK コンポーネントのダウンロードとインストールを再開します。処理が完了すると、成功したかどうかを伝えるプロンプトが表示されます。
Android SDK インストールを完成し、正しく機能するか確認するには、以下の手順に従います。
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Unreal Editor または コマンド ラインを閉じます。
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Android 環境変数を確定するには、マシンからログアウトし、再度ログインします。
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Unreal Editor を開き、[Platforms] > [Android] をクリックします。SDK の許可されたバージョンとインストールしたバージョンは一致する必要があり、Android SDK のインストールまたは修復のボタンは表示されません。
トラブルシューティング
新しいシステムからインストールした場合、上記の手順によって機能する SDK が設定されるはずです。しかし、古い環境変数とインストールから競合が発生する可能性があります。Android SDK の設定を妨げる特定の問題の診断と修正方法の情報については、「Android Studio の詳細セットアップ ガイド」 を参照してください。