Unreal Engine 5.0 以降、レンダー ムービーは非推奨になりました。代わりに、ムービー レンダー キュー を使用してください。
シネマティックを作成すると (または、毎日のレビューの一部として制作プロセス中に)、他の人と共有できる動画ファイルとしての出力が可能になります。シーケンサーの [Render Movie (動画出力)] オプションを使うと、ほとんどのメディア プレイヤーで再生する .AVI ファイルとして動画を他の人と共有することができます。
動画ファイルとして出力する以外に、シネマティックスを画像シーケンスとして出力するか、外部のアプリケーションで使用できるように カスタム レンダー パス を出力して、外部アプリケーションで使用してシーンを完成させることができます。[Render Movie (ムービーレンダリング)] ボタンを選択すると、Render Movie Settings (ムービー出力の設定) ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、シーンの出力方法を定義できます。
次の例では、サンプル シーンを出力し、出力プロセスの一部として使用可能なオプションの一部を説明します。

手順
この操作ガイドでは、スターターコンテンツ を有効にした状態で Blueprint Third Person テンプレートを使用します。
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メイン ツールバー から [Cinematics (シネマティックス)] ボタンをクリックし、[Add Level Sequence (レベル シーケンスを追加)] を選択して、任意の名前で保存します。
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[Save Asset As (アセットに名前を付けて保存)] ウィンドウで、シーケンスの名前を入力し、 [Save (保存)] をクリックします。
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シーケンサー エディタ 内で、[Add Camera] ボタンをクリックします。
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[Viewport (ビューポート)] で、キャラクターに面するレベルの任意の場所にカメラを配置し、[S] キーを押してキーフレームを追加します。
カメラがクローズアップ ショット用にレベル内のキャラクターを押し込むサンプル シーンを撮影します。 -
シーケンサー でフレーム 150 に移動してから、レベル内のカメラを新しい場所に移動し、S キーを押してキーを追加します。 これで、カメラは最初のキーフレームから 2 番目のキーフレームに移動し、キャラクターを押し込むようになります。
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シーケンサー 内で、[Render Movie (動画を出力)] ボタンをクリックします。
[Render Movie Settings (動画出力設定)] ウィンドウが開きます。
[Capture Settings] で、[Image Output Format] オプションをクリックしてオプションを表示し 「Video Sequence」 を選択します。
ムービーのレンダリングに加えて、画像シーケンスをレンダリングするか、Custom Render Passes を使用できます。 -
[General (全般)] で、シネマティックを保存する 出力ディレクトリ を選択し、 [Capture Movie (ムービーキャプチャ)] をクリックします。
出力プロセス中にプレビュー ウィンドウが表示されます。[Save (保存)] が表示されたら、[Save (保存)] または [Don't Save (保存しない)] をクリックして続行します。 [Cancel (キャンセル)] を選択するとレンダリング プロセスが中止します。
最終結果
キャプチャー プロセスの後、シネマティック シーケンスの動画ファイルが作成されます (以下は出力されたシネマティックスです)。
ビデオ シーケンスを出力するときに追加で使用できるオプションがあります。制作中に役立つ可能性があるのは、Burn Ins (バーンイン) をビデオに追加する機能です。バーンインは、ビデオに埋め込まれたオーバーレイで、通常、表示されているフレームに関する内部情報を提供します。
[Use Burn In] オプションを有効にすると、ビデオにデフォルトのバーンインを追加したり、作成する custom burn ins (カスタム バーンイン) を追加したりできます。

これは、タイムコード情報、ショット名、および提供したいその他のカスタム情報を表示するため、シネマティックのレビューを行う場合は便利です。
