Paper 2D は、2D および 2D と 3D のハイブリッド ゲームを作成するために使用できる、Unreal Engine のゲームプレイおよびアニメーションのシステムです。このドキュメントでは、Unreal Engine で 2D ゲームおよび 2D と 3D のハイブリッド ゲームを作成するために使用できる、Paper 2D システムのコンポーネントについて説明します。
前提条件
- Paper 2D プラグイン を有効にします。メニュー バー で [Edit (編集)] > [Plugins (プラグイン)] の順に選択して [2D] セクションにある Paper 2D プラグインを見つけるか、検索バー を使用して移動します。このプラグインを 有効 にしてから、エディタを再起動します。

スプライト
Paper 2D のプライマリ アセット タイプは スプライト と呼ばれるものです。スプライトは、Unreal Engine でのプロジェクトの開発時にキャラクターやオブジェクトを表現するために使用できる、静的な 2 次元テクスチャです。

スプライトは スプライト シート、つまり 1 つのスプライトの多数のバリエーションが入っている単一の画像ファイルの形であることが多く、それを使用してキャラクターやオブジェクトをアニメートできます。

フリップブックを使用してスプライト シートから静的スプライトを順次再生することで、スプライトベースのキャラクターやオブジェクトをアニメートできます。
スプライト エディタを使用したスプライトのインポートおよび編集の詳細については、Paper 2D スプライトのドキュメントを参照してください。
タイル
タイル は、レベルの背景および環境を作成するために使用できる 2D テクスチャです。

多数のタイルを単一画像ファイルとしてインポートし、TileSet アセットを使用してそれを個々のタイルに分割できます。

その後で、TileSet を使用して TileMap アセットを構築し、2D のレベルまたは環境を作成できます。

タイルのインポートおよび Tileset の作成の詳細については、「タイル」ドキュメントを参照してください。
フリップブック
Unreal Engine で フリップブック を使用して、スプライトのシーケンスを再生し、プロジェクトにあるキャラクターやオブジェクトをアニメートできます。
(convert:false)
スプライト シートをインポートすると、抽出したスプライトを組み合わせて、キャラクターやオブジェクトをアニメートするためのフリップブックを作成できます。その後、フリップブックをキャラクターまたはオブジェクトのブループリントに直接追加して、ランタイム時にアニメーションを動的に再生できます。
フリップブックの編集および使用の詳細については、フリップブックのドキュメントを参照してください。
ワークフロー ガイド
Unreal Engine で Paper 2D プロジェクトを作成する場合に参照できるワークフロー ガイドはこちらにあります。