シーケンサーは Material Parameter Collections を処理し、アニメートする マテリアル パラメータ コレクション トラックを含んでいます。マテリアル パラメータ コレクション トラックを使用して、コレクションを参照しているマテリアルを直接アニメートできます。これによりシーケンサーが同時に簡単に複数のマテリアルに影響を及ぼすことができます。この文書では、このトラックの作成および使用方法の概要を説明します。
前提条件
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マテリアル の作成について基本的に理解していること。
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プロジェクトのマテリアルで Material Parameter Collections を作成して、使用していること。
作成
マテリアル パラメータ コレクション トラックを作成するには、シーケンサーで [+ Track (+ トラック)] ボタンをクリックし、 [マテリアル パラメータ コレクション トラック] アセットを [マテリアル パラメータ コレクション トラック] メニューから選択します。

次に、トラックで [+ Parameter (+ パラメータ)] ボタンをクリックし、パラメータを選択することで、このコレクションの個々のパラメータを追加できます。ここに一覧表示されているパラメータは、コレクション アセットで作成されたパラメータに基づいています。パラメータを選択すると、それに対応するトラックが、タイムラインの現在の時間に設定されたキーフレームを使用して作成されます。

使用方法
マテリアル パラメータ コレクションの任意に設定される性質と、各 マテリアルの グラフ内での設定方法も任意であることから、マテリアル パラメータ コレクションがシーンに及ぼす影響の内容は多岐にわたります。
この例では、スカラー パラメータを使用して、親マテリアルの ベース カラー に対する 彩度低下 の影響を制御しています。その後、同じコレクションの別のパラメータがベクター 3 の 色合い** を適用します。この親マテリアルは、このレベルで数多くのマテリアル インスタンスを制御しています。

スカラー パラメータ
スカラー パラメータ を使用する場合、値入力を左右にドラッグすることで値を編集できます。この例では、パラメータが 0 から 1 まで変化すると多くのマテリアルの彩度が低下することがわかります。

パラメータは keyframed することもできます。キーフレーム化により値をシーケンスの持続時間にわたってアニメートすることができます。

ベクター パラメータ
ベクター パラメータ を使用する場合、キーフレームをダブルクリックすることで値を編集できます。これにより カラーピッカー が有効になります。色を選択して [OK] をクリックすると、そのキーフレームの値が更新されます。
