
HoloLens 2 から、Unreal アプリをデバイス上に直接デプロイし、実行することができます。
1 - システム要件の認証
手順
- HoloLens 2 の実行に必要な前提条件をインストール済であることを確認します。詳細については「Windows Mixed Reality Development Requirements」をご確認ください。
2 - 必要な設定
Unreal Engine と HoloLens をストリーミング用に設定する前に HoloLens の設定を最初に行い、HoloLens の操作に慣れておく必要があります。
HoloLens の初期設定およびコンフィギュレーションの詳細については、「HoloLens 入門編」をご確認ください。
手順
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HoloLens が充電されていることを確認します。
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HoloLens を初めて起動する場合は、HoloLens の電源を入れてからキャリブレーション処理に進みます。
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ご自分のアカウントにログインするか、新たに アカウント を作成します。
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HoloLens で [Settings (設定)] メニューを開きます
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[Update & Security (更新とセキュリティ)] を開きます。
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[For developers (開発者向け)] を開きます。
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[Use developer features (開発者向け機能を使う)] を有効にします。
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[Device Portal (デバイスポータル)] を有効にします。
3 - HoloLens 2 へパッケージをインストールする
HoloLens 用にビルトされ、利用可能なアプリをまだ用意していない場合は、「HoloLens 2 用アプリのパッケージ化」で、HoloLens 2 用のアプリのパッケージ化に関する詳細をご確認ください。
以下の手順では、 .appxbundle** ファイルおよび ** .appx の、2 種類のファイルを読み込みます。 .appxbundle** ファイルはゲームのパッケージです。** .appx ファイルはターゲットのアーキテクチャ用のサポート ファイル (arm64 または x64) を含む依存パッケージです。依存パッケージは、デバイスごとに 1 度のみインストールする必要があります。すでに依存パッケージをインストールしている場合は、オプションのパッケージを選ばずにインストール作業を続行します。 デバイスをリフレッシュすると、デバイス上にデプロイされたものは、依存パッケージも含めてすべて失われます。
- ブラウザ上で「127.0.0.1:10080」と入力し、Windows デバイス ポータル を開きます。
デバイスが USB 経由で使用する PC に接続され、IPOverUSB が Windows 10 SDK からインストールされていることをご確認ください。
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Windows デバイス ポータル 上で、ツールバーから [View (表示) > Apps (アプリ)] を選択します。
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[Choose File (ファイルを選択)] ボタンをクリックし、\Unreal Projects\TestProject\Hololens などの、プロジェクトの場所まで移動します。
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.appxbundle ファイルを選択し、インストールするパッケージを指定します。
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オプションで [Allow me to select optional packages (オプションのパッケージ選択を許可する)] にチェックを入れ、[Open (開く)] を選択します。
*.appx ファイルは依存パッケージで、デバイスごとに 1 度のみのインストールが必要です。すでに依存パッケージをインストールしている場合は、オプションのパッケージを選ばずにインストール作業を続行します。
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[Choose File (ファイルを選択)] ボタンを押し、\Unreal Projects\TestProject\Hololens などの、プロジェクトの場所まで移動します。
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対象となるプラットフォーム (エミュレータの場合 x64、デバイスの場合 arm64) 用の *.appx ファイルを選択し、[Open (開く)] をクリックします。
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[Install (インストール)] ボタンをクリックします。
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アプリのインストールが終了するまでお待ちください。
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アプリのインストールが終了した後、[All Apps (すべてのアプリ)] をスクロールして、インストールしたアプリを探します。
4 - 動かしてみよう!
HoloLens 2 上で新しい Unreal アプリを実行してみましょう。