ローカライゼーション キー デバッグ カルチャ とは、ローカライズされたテキストのデバッグに役立つ特殊な ローカライゼーション カルチャ です。アプリケーションのカルチャの値を keys
に設定すると、UI 内のローカライズ可能なテキストに、その表示テキストではなくローカライゼーション キーが表示されます。これには、文字列テーブル を使ってローカライズされるテキストと、C++ の LOCTEXT
マクロを介してローカライズされるテキストの両方が含まれます。これにより、表示されるテキストのコンテキストに沿ってキーを直接確認し、テーブル内のテキストとすばやく一致させることができるため、特に複雑な UI で、問題の可能性があるローカライズ済みテキストの検出が容易になります。
ローカライゼーション キー デバッグ カルチャを使用するには、以下のステップを実行します。
- 次のいずれかを実行します。
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アプリケーションの 開発 ビルドまたは デバッグ ビルドを実行します。詳細については、「[パッケージ化]」セクションを参照してください。
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アプリケーションを Unreal Editor の プレイ イン エディタ (PIE) モードで実行します。
Unreal Editor のコンソールでローカライゼーション カルチャを変更すると、エディタの表示テキストとプレビュー内のテキストの言語が変更されます。環境をクリーンに保って混乱を回避するために、Unreal Editor 内ではなく、開発ビルドまたはデバッグ ビルドを使用することをお勧めします。
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チルダ キー (~) をタップして コンソール を開きます。
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次のコマンドを入力して Enter キーを押します。
-culture=keys
上記のコマンドを入力すると、UI 内のローカライズ可能なテキストに、通常のテキストではなくそのキーが表示されるようになります。
完全なローカライゼーション キーを表示する
Slate.LogPaintedText
を「1」もしくは true
に設定して、画面上に表示されているあらゆるテキストをログに出力するようにします。これにより、UI クリッピングの問題なしに、完全なローカライゼーション キーを表示することができます。