イベントディスパッチャー のメニューの [Event (イベント)] オプションを使用することにより、イベントディスパッチャーへの結合が可能になるように 正しいシグネチャでカスタム イベントが作成されます。イベントノードは、 Bind ノードに接続されずに Custom Event ノード と同じように表示されますが、 このイベントは Call [イベントディスパッチャー名] ノードの実行時に決してトリガーされることはありません。
Event Dispatcher Event ノードの作成
Event Dispatcher Event ノードは、右上隅の赤く四角いピンを Bind Event ノードの赤く四角い Event 入力ピンと配線することにより Bind Event ノードと接続されます。従って、特定の Event Dispatcher イベントに対して既に
Bind Event ノードがある場合と、 Event Dispatcher イベントに対してイベントノードを作成したい場合は以下を行います。
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Event 入力ピンをドラッグし、コンテクストメニューを表示するためにリリースします。
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コンテキストメニューで [Add Custom Event for Dispatcher ([ディスパッチャーにカスタムイベントを追加)] を選択します。
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イベントノードが作成されて、自動的に Bind Event ノードへ正しく接続されます。ユーザーのイベントの名前を入力します。
[Event Dispatcher (イベントディスパッチャー)] メニューまたはコンテキスト メニューのいずれから [Assign (割り当て)] を選択すると、あらかじめ接続された Bind Event ノードおよびそれに対応する Event ノードが作成されます。
Blueprint クラスで作成
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[My Blueprint] タブでイベント ディスパッチャー名をドラッグして、作業しているグラフへドロップします。
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表示されるメニューから [Event (イベント)] を選択します。
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ユーザーのイベントの名前を入力します。
レベルブループリントで作成
特別なタイプの Event Dispatcher イベントをレベルブループリントに作成することができます。これはイベントが自動的に Event Dispatcher と結合される事例です。これらのイベントは OnClicked や OnOverlap イベントなどのようなデフォルト イベントと同じ手順で作成されます。このプロセスのワークフローは、 Level ブループリント ドキュメント を 参照してください。
この特別なイベントは固有のもので、ゲームプレイ開始時に自動的に接続されます。結果として、いずれかの時点で実行される Unbind All ノードがこれらのイベントも解放します。デリゲートのピンをゲームプレイの別の時点で実行される Bind Event ノードと接続することによって、 解放したイベントを再バインドすることも可能です。