Visual Studio Code (VSC) 向け Unreal Revision Control (URC) 拡張機能には、Verse スクリプトにおける即時リビジョン コントロール フィードバックと スナップショット履歴 が用意されています。URC 拡張機能により、既存の VSC ツールを補完する機能が追加され、使用するチームにとって以前より簡単に Verse コードで変更を追跡できるようになっています。
この拡張機能により、VSC 内部でスナップショット履歴を表示でき、ファイル エディタやエクスプローラで Verse コードの変更がすべて強調表示されます。
Unreal Revision Control 拡張機能
URC 拡張機能はデフォルトで VSC にインストールされています。URC 拡張機能の情報を確認するには、左カラムのメニューから [Extensions (拡張機能)] を選択します。さまざまな拡張機能は VSC ウィンドウの左カラムに表示されます。Unreal Revision Control 拡張機能 を選択すると、拡張機能ウィンドウが開き、そこで拡張機能のリストを確認できます。

ソース コントロール ビュー
URC 拡張機能は、UEFN プロジェクトの Verse コードにおけるすべての変更をキャプチャーし、Verse スクリプトのすべての変更に対するスナップショット履歴を表示できます。
拡張機能により [Source Control (ソースコントロール)] および [Snapshot History (スナップショット履歴)] パネルが VSC に追加されます。 [Source Control] パネルでは、プロジェクトの最後のスナップショット以降に Verse コードに加えられた、コミットされていないすべての変更を記録します。コミットされたすべての変更は、[Snapshot History] パネルに記録されます。

[Source Control] パネルで Verse ファイルをクリックすると、横並びの 2 つのウィンドウにファイルが開き、コードの変更をレビューして比較できるようになっています。左側のウィンドウには、コードの最新バージョンがあります。左側のウィンドウは同期対象バージョンで、右側のバージョンにはローカルの変更があります。
画像をクリックすると拡大表示されます。
[Source Control] パネルから UEFN に変更をサブミットできます。[Create Snapshot (スナップショットを作成)] アイコンをクリックすると、エディタの [Submit File (ファイルをサブミット)] ウィンドウが開きます。スナップショットの詳細情報をすべて [Changelist Description (変更リストの説明)] フィールドに入力して、[Submit (サブミット)] をクリックして新しいスナップショットを保存します。

VSC の最新のスナップショットに同期できません。UEFN ですべての変更を同期する必要があります。
エディタ ウィンドウ
Verse コードで作業しているため、追加、削除、変更したアイテムは [Source Control] パネルに表示されます。Verse スクリプトで変更があった場所は強調表示されます。これにより変更と最新ファイルとの差分を確認できます。
すべての変更には、[Source Control] パネルで次の文字がマークされます。
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M - 変更
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A - 追加
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D - 削除
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ファイル レベルの変更
ファイル レベルの変更 により、コード バージョンの編集および更新の方法が変わる場合があります。現在のバージョンのコードのみで作業するのではなく、ファイル履歴 で古いバージョンを参照し、新しいファイルを編集しながら古いファイルを確認することを選択します。
プロジェクトのファイル履歴を使用して、既存のファイルを読み取り専用モードで開き、新しいファイル バージョンの横にある古いコード ファイルを確認します。これにより、コードの変更を古いバージョンとライブで比較できるようになります。
読み取り専用ビューでは、現在編集中のファイルの横に新しいタブが開き、作業中の新しいファイルが上書きされるのを防ぎます。