Twinmotion 2024.1.1 が利用可能になりました。
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このリリースについてのご意見がある場合は、Twinmotion フォーラムで新しいディスカッションを開き、気軽にご連絡ください。 このリリースに関するバグを報告する場合は、カスタマー サポートにお問い合わせください。
Twinmotion 2024.1.1 は新バージョンです。 このバージョンでは、以前のバージョンで作成および保存されたプロジェクトも開けます。 ただし、2024.1.1 で作成および保存されたプロジェクトを以前のバージョンで開くことはできません。
Twinmotion 2024.1.1 の実行に推奨される構成
Twinmotion における推奨ハードウェアおよびソフトウェア仕様の詳細については、「ハードウェアおよびソフトウェアの仕様」を参照してください。
2024.1.1 の新機能
布地マテリアル向けの風
カーテンなどドレープのある布地のための風のアニメーションをシミュレートする [Wind (風)] パラメータが、布地マテリアルに追加されました。
草木マテリアル向けの風の改善
木および茂みの [Properties (プロパティ)] パネルに [Sway (揺れ)] パラメータを追加し、[Foliage (草木)] マテリアル向けの風のアニメーションを改善しました。
[Wind] パラメータが無効になっている場合、[Sway] は無効になります。
Twinmotion の植栽や Quixel Megascans の 3D 植物を含む、草木マテリアルを使用するすべての植生に、この改善が適用されます。
UV のランダム化
選択したマテリアルに [Randomize UV (UV のランダム化)] パラメータを追加しました。このパラメータは、UV タイリングをランダム化してマテリアルの繰り返しを回避することで、より自然な外観をもたします。 土、草、小石などの有機的な地面マテリアルに使用することをお勧めします。
画像のカメラ ロールの調整
メディア画像を強化するために、[Properties] パネルにカメラ ロール機能が追加されました。 この機能は、メディア シーケンスのキーフレームにはすでに装備されています。 この機能を使用すると、ローカルの X 軸を回転させることで、カメラの視点を正確に操作できます。 ロール角度が画像に適用されている場合、ビューポートで操作するとカメラが水平にリセットされることに注意してください。
シーケンスでの正確な編集
シーケンス作成の操作性が向上しました。 次の新機能は、より直接的なコントロールと正確な編集機能を提供します。
アニメーション トラックとカメラ パーツをスナップできるようになりました。
スナップは、ドックに表示されているトラックとパーツに対してのみサポートされます。
パーツの存続期間を変更するために、パーツにハンドルを追加しました。
アニメーション トラックの水平方向の動きをコントロールするしきい値を追加しました。
新しいショートカット:
タイムラインをズームするには、Ctrl キーを押しながらホイール ボタンを前方または後方に回します。
タイムラインに沿ってスクロールするには、Shift キーを押しながらホイール ボタンを前方または後方に回します。
太陽を HDRI に一致させる機能の強化
HDRI 環境が使用されている場合、標準 (ラスタ) レンダリング モードとパス トレーサー レンダリング モードの間でレンダリングが同等になりました。 [Match sun to HDRI (太陽を HDRI に一致させる)] (旧称 [Lock sun to HDRI (太陽を HDRI にロックする)]) が有効な場合、太陽の強度、色、サイズが HDRI から抽出され、太陽のパラメータが設定されるようになりました。
制限事項
太陽の設定は、新しく追加された HDRI または Twinmotion ライブラリから新たにダウンロードされた HDRI にのみ適用されます。
昼間の HDRI で動作するように設計されています。 他の HDRI (夜間やスタジオ HDRI など) でこの機能を有効にすると、太陽の設定が信頼できなくなる可能性があります。
パフォーマンス統計
[Statistics (統計)] パネルに情報が追加され、機能が向上しました。また、[ライブラリ] の右側にドッキングできるようになり、パネル内でより多くのワークスペースを確保できるようになりました。
Twinmotion ライブラリの新しい樹木
Twinmotion Cloud ライブラリに、フォトリアルな 62 種類の成長可能な樹木が追加されました。 これらは、世界各地 (北米 (11 種)、日本 (9 種)、オセアニア (14 種)、熱帯地域 (11 種)、欧州 (17種)) を原産地とする樹木です。 それぞれの樹木には 3 つのバージョン (若木、成木、老木) があり、独自の樹木の総数は 186 本になります。 これらの樹木は、Unreal Engine マーケットプレイスの Trees Megapack 1 コレクションでも入手できます。
制限事項
新しい樹木は、今後通知されるまで、Twinmotion Cloud にエクスポートされたプロジェクトではサポートされません。
2024.1.1 で修正されたバグ
アニメーション
TM-15961 - 再開時にシーケンスの垂直方向の構成が保持されない問題を修正しました。
TM-15697 - シーンを保存して再度開いたときに、開始延期の精度が失われる問題を修正しました。
TM-15758 - シーケンスのすべてのキーフレームを削除するときに発生するクラッシュを修正しました。
TM-15925 - アニメーション トラックのサムネイルが並び替えられるまで表示されないことがある問題を修正しました。
TM-16363 - メディア モード以外の場合でも、カメラのパスがビューポートに表示されることがある問題を修正しました。
TM-14800 - シーケンスのリグがフェーズで表示される問題を修正しました。
TM-15791 - プレゼンテーションのメディアを選択する際に、シーケンスのアイコンが欠落している問題を修正しました。
TM-15773 - シーケンスでスペースバーを押すと、最後にトリガーされたボタンやアクションが再びトリガーされる問題を修正しました。
TM-16442 - 交換インポートのデフォルトの接線方式の問題を修正しました。
コンテンツとライブラリ
TM-15877 - 特定のアニメートされたキャラクターで UV が破損する問題を修正しました。
TM-16060 - マテリアル サムネイル プレビューの反射キューブマップが必要以上にメモリを消費する問題を修正しました。
コア
TM-15573 - Lumen が有効になっている場合に Twinmotion ファイルを保存しようとするとクラッシュする問題を修正しました。
TM-16190 - 特定の Twinmotion ファイルをロードするときに VRAM 消費量が増加し、メモリ不足でクラッシュする問題を修正しました。
TM-15450 - ライブラリを検索するとアプリケーションがハングすることがある問題を修正しました。
インポートと相互運用性
TM-15858 - インポートした C4D ファイルのメッシュ法線が誤っていた問題を修正しました。
レンダリングとエクスポート
TM-16051 - Lumen で、特定のオブジェクトのメッシュ カードが作成されず、2023.2 と 2024.1 の間でレンダリングの違いが顕著になる問題を修正しました。
TM-15544 - クレイレンダー エフェクトがポーズをとった人に適用されない問題を修正しました。
ツール
TM-15886 - ビューポートにマテリアルをドラッグするとランダムにクラッシュする問題を修正しました。
TM-15743 - 配置ツールで、スプライン ポイントが正投影 (上面) ビューで選択または変形できない問題を修正しました。
TM-15721 - ビジュアルヘルパーのチェックボックスが機能しない問題を修正しました。
TM-15805 - 他のアセットがリンクされたサイクロラマをロードするときに発生するクラッシュを修正しました。
TM-15869 - Xbox コントローラーが検出されない問題を修正しました。
2024.1.1 に影響を及ぼす既知のバグと制限事項
アニメーション
TM-16082 - メディア モードを終了するか、メディアをエクスポートすると、ランダム クラッシュが発生します。
TM-16069 - 動く人間が回転すると、XYZ パネルでピクセル サイズが変わります。
TM-16386 - カメラがキーフレーム間の正しいパスに追従しません。
コンテンツとライブラリ
TM-16387 - アニメートされたキャラクターのプロップが、キャラクタの近くでは浮いて見えます。
回避策:影響を受けるキャラクターのインスタンスをすべて選択し、シーングラフで、[Replace object (オブジェクトを置換)] コマンドを使用して、同じキャラクターの新しいバージョンに置き換えます。
コア
TM-16035 - グループ化されたオブジェクトから 1 つのオブジェクトを削除し、残りのオブジェクトを修正するとクラッシュします。
TM-16204 - 特定の状況で、Twinmotion ユーザー インターフェースのトップ バーにある全画面表示モード アイコンを使用して、全画面表示モードを終了することができません。
回避策:Windows ロゴ キーと左矢印キーまたは右矢印キーを同時に押すと、問題が解決する場合があります。
TM-16482 - macOS で Twinmotion を終了しても、Twinmotion のプロセスが完全に終了しないことがあります。
回避策:アプリケーションを強制終了してください。
インポートと相互運用性
TM-16073 - Datasmith でインポートした SketchUp ファイルの一部のマテリアルの RGB 値が正しくありません。
回避策:SKP ファイルをジオメトリとして直接インポートしてください。
TM-16144 - [Collapse by material (マテリアルごとに再構成する)] オプションを使用してインポートした FBX ファイルの UV が正しくありません。
回避策:Twinmotion にインポートする前にモデルにテクスチャを適用するか、[Keep hierarchy (オブジェクト階層を維持する)] モードまたは [Collapse all (1 つのオブジェクトに再構成する)] モードを使用してモデルをインポートしてください。
TM-16070 - [Preferences (環境設定)] パネルのデフォルトの Direct Link テクスチャ フォルダのパスが欠落しています。
回避策:パスを C:\Users\[Username]\Documents\Twinmotion2024.1\DirectLinkTextures
に設定してください。
TM-16447 - 多数のコンポーネントとグループを持つ SketchUp Pro ファイルにパフォーマンスの問題があります。
回避策:すべてのコンポーネントとグループを展開するか、[Collapse by Materia (マテリアルごとに再構成する)] オプションを使用してファイルをインポートしてください。
TM-16459 - インポートしたモデルの任意のマテリアルに異なる UV マッピングを適用した後、インポートを更新すると、同じインポートしたモデルのすべてのマテリアルに同じ UV マッピングが適用されます。
TM-16490 - Sketchup ジオメトリを再インポートすると、ペイントされた植栽が失われます。
回避策:Datasmith 形式を使用してインポートしてください。
レンダリングとエクスポート
TM-16395 - 特定のインポートされたジオメトリがパス トレーサーでレンダリングされると、アーティファクトが発生します。
TM-16488 - パス トレーサー モードでレンダリングされた特定のシーンで、[Auto-exposure (自動露出)] 設定が正しく適用されません。
回避策:[Auto-exposure] 設定を無効にします。
TM-16707 - Intel ベースの Mac において、ビューポートで太陽光強度が過剰になります。
回避策:macOS Sonoma 14.6.1 にアップグレードします。
ツール
TM-16045 - 2022.2 で作成されたユーザー ライブラリ マテリアルを適用すると、ドアがコンポーネントに分解されます。
TM-16531 - 同じ値を使用しても、カメラの速度がラスタとパス トレーサーで異なります。