以下の表は、ジオメトリ、Datasmith Direct Link、アニメーション、地形 ファイルに選択できるインポート オプションを示しています。インポートするファイル タイプによっては、一部のオプションが利用できない場合があります。
ジオメトリおよび Datasmith Direct Link
ジオメトリ ファイルのすべてのタイプ (.udatasmith
ファイルを含む) のインポート時、および Datasmith Direct Link の作成時に、次のインポート オプションを利用できます。
オプション | 説明 |
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Collapse (再構成) |
階層を維持することが必要な場合もありますが、このオプションを選択すると Twinmotion のシーンのサイズが大きくなります。
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Enable substitution (置換を有効にする) | マテリアル置換を有効にするには、このオプションを選択します。このオプションは、シーンをインポートまたは再インポートするときに、ソース ファイルで使用されているマテリアルを Twinmotion マテリアルに置換します。マテリアル置換は このオプションはすべての 再構成 オプションと使用することができます。 |
Full precision normals (最高精度法線) | シェーディングの精度や質を改善するにはこのオプションを選択します。このシェーディングの精度や質は、反射の精度や質を改善します。自動車や製品のレンダリングに役立ちます。 |
Full precision UVs (最高精度 UV) | このオプションを選択すると、Twinmotion にインポートされたオブジェクトに投影された UV マップ レイアウトが正確かつ可能な限り高い精度で維持されます。このオプションを選択すると、インポート処理中のメモリ消費が増加する可能性があります。 このオプションを選択すると、ほとんどの UV マップの精度の問題が解決します。一部の問題は、元の設計アプリケーションの 3D モデリング プロセスに起因するジオメトリの問題により、インポート時に解決されない場合があります。 |
Light settings (ライト設定) | [All (すべて)] または [Light (ライト)] で [Process] オプションが選択されている場合、このプロパティが Twinmotion にインポートされたときに、インポートされたオムニディレクショナル ライト、スポット ライト、エリア ライトの設定を決定します。これらの設定は、インポートされた光源にのみ影響し、インポートされたジオメトリには影響しません。 インポート時に無効になっているライトは、完全にサポートされません。インポートされなかったり、ライトの色が黒に変わったりすることがあります。デザイン アプリケーションと Twinmotion 間でライトをインポートする場合には、変換に不整合が生じる場合があります。 オプション:
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Process (プロセス) | ソース ファイルにライトが含まれている場合、光源のみ、光源のメッシュのみ、またはそれら両方を Twinmotion にインポートするかがこの設定によって決定されます。 このオプションは オプション:
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Smoothing (スムージング) | このオプションは、地形のインポート時にシャープなリッジ、トランジション、および谷を少なくするために利用できます。 |
Substitution table (置換表) | シーンをインポートまたは再インポートするときに行うマテリアル置換を定義する
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Up axis (上向き軸) | モデルをインポートする上向き軸を決定します。すべてのデザイン アプリケーションで上向き軸が同じように定義されるわけではないため、インポートする 3D モデルの向きが正しくない場合は別の上向き軸でインポートを試してください。 オプション:
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Unit conversion (単位変換) | このオプションを使用して、Twinmotion にインポートする 3D モデルのスケールをコントロールします。 一般に、ほとんどのインポートされるジオメトリ ファイルにはオブジェクトのスケールに関する単位の情報が含まれています。また、これは [Auto] の選択時に Twinmotion によって自動的に検出されて使用されます。ただし、ジオメトリ ファイルにこの情報が含まれていない場合、または別の単位を使用したい場合は、[Auto] チェックボックスの選択を解除し、値を入力します。 |
アニメーション
あらゆるタイプのアニメートされたファイルのインポート時に、次のインポート オプションを利用できます。
オプション | 説明 |
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Full precision UVs (最高精度 UV) | このオプションを選択すると、Twinmotion にインポートされたオブジェクトに投影された UV マップ レイアウトが正確かつ可能な限り高い精度で維持されます。このオプションを選択すると、インポート処理中のメモリ消費が増加する可能性があります。 このオプションを選択すると、ほとんどの UV マップの精度の問題が解決します。一部の問題は、元の設計アプリケーションの 3D モデリング プロセスに起因するジオメトリの問題により、インポート時に解決されない場合があります。 |
Full precision normals (最高精度法線) | シェーディングの精度や質を改善するにはこのオプションを選択します。このシェーディングの精度や質は、反射の精度や質を改善します。自動車や製品のレンダリングに役立ちます。 |
Uniform scale factor (倍率を均一化) | このオプションを使用して、Twinmotion にインポートする 3D モデルの全体的なスケールを均一にコントロールします。この設定は、インポートされたモデルおよびアニメーションを、ルート (コンテナ) レベルでスケーリングします。この値はデフォルトでは 1.00 に設定されています。 この調整は、シーン内のこれらのオブジェクトのライティングに影響する可能性があります。 オプション:1.00 から 100.00 Lumen グローバル イルミネーション レンダリング モードを利用する予定の場合は、ビューポートにインポートしてからスケーリングするのではなく、この設定を使用して 3D モデルをスケーリングすることをお勧めします。このオプションを使用してスケールが設定されると、Lumen は、マテリアル プロパティのサーフェス キャッシュを生成し、各メッシュのカードを作成します。Lumen の詳細については、「Lumen グローバル イルミネーション」を参照してください。 |
地形
高さマップ イメージおよび地形のインポート時には、次のインポート オプションを利用できます。
オプション | 説明 |
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Amplitude (高低差) | このオプションは、高さマップ イメージのインポート時に利用でき、生成された地形の最大の高さ (高度) を設定します。 高さマップ イメージでは、白色のピクセルがテレインの最も高いポイントを表し、黒色のピクセルが最も低いポイントを表します。[Amplitude] の値 (メートルで表現) は、白色のピクセルに適用され、最も高いポイントを定義します。たとえば、値が 512 に設定されている場合、そのテレインの高度は 0 (黒色のピクセル) から 512 (白色のピクセル) までの間で変化します。 |
Largest dimension (最大寸法) | このオプションは、高さマップ イメージのインポート時に利用でき、イメージをインポートするスケールおよび解像度を設定します。 [Reset (リセット)] アイコンをクリックすると、Twinmotion によってイメージの実際の幅と高さが検出され、このフィールド内に表示されます。イメージが矩形の場合、値はその矩形の長い側 (大きい方の寸法) に対応します。たとえば、高さマップ イメージの寸法が 1024 x 2048 の場合に [Reset] アイコンをクリックしたところ Twinmotion によって実際のイメージの寸法が検出されたとします。この場合、[Largest dimension (最大寸法)] フィールドは 2048 (メートル) に変更され、イメージは 1.024 km x 2,048 km の地形としてインポートされます。[Largest dimension] フィールドのこの値を 512 に変更すると、イメージは 0.256 km x 0.512 km の地形としてインポートされます。 |
Smoothing (スムージング) | このオプションは、すべてのタイプの地形ファイルのインポート時に利用できます。これは、特に .xyz ファイル形式で地形のメッシュのシャープなリッジ、トランジション、および谷を少なくします。 |