Twinmotion で作業をする際にレンダリングとシーン全体のパフォーマンスを最適化するには、詳細度 (LOD) 機能を使用し、ビューポートのカメラ距離に基づいてシーン内の遠くにあるオブジェクトのトライアングルの数を自動的に減らす LOD プリセットを生成することができます。
シーン内の遠くにあるオブジェクトに LOD プリセットが適用される場合、そのオブジェクトの細部は見えにくくなるため、トライアングルの数が削減されます。 トライアングルの数が減少すると、ビューポートでオブジェクトをレンダリングするためにグラフィックス プロセッシング ユニット (GPU) に必要なリソースも減少します。 オブジェクトがビューポート内でより多くのスクリーン空間を占め、カメラに近くなるにつれて詳細が表示されるようになり、複雑さと詳細度が少しずつ増加します。
Twinmotion では、選択した複雑度に応じてさまざまな数の LOD を生成する、以下の LOD プリセットを提供します。
Complex (複雑)
Normal (標準)
Simple (シンプル)
LOD には 0 から始まる番号が付けられます。 LOD 0 は利用可能な最高品質の LOD で、インポートされたオブジェクトが本来持っている三角形の数と同じです。 オブジェクトがカメラに近づいたり離れたりすると、LOD は自動的に切り替わります。 オブジェクトに対する LOD のビジュアル要素をプレビューし、カメラからの距離と三角形の数に応じてレベルの複雑さを変更することもできます。
LOD 機能は、Twinmotion にインポートするすべてのサポートされている静的なジオメトリ ファイル タイプで使用できます。 サポートされているファイル形式の詳細については、「ジオメトリの概要」の「サポートされているジオメトリのファイル形式」を参照してください。
LOD を生成する
LOD を生成するには、以下の手順に従います。
オブジェクトを Twinmotion にインポートします。 ジオメトリ ファイルをインポートする方法の詳細については、「ジオメトリをインポートする」を参照してください。
ビューポートでオブジェクトを選択します。 [Properties (プロパティ)] パネルに [Level of detail (詳細度)] セクションが表示されます。
[Preset (プリセット)] ドロップダウンでプリセットを選択します。
プリセットを選択すると、生成された LOD の設定が [Details (詳細)] セクションに表示されます。
LOD プリセットを適用するには、[Apply (適用)] をクリックします。
ビューポートのオブジェクトに対して生成された LOD をプレビューするには、[Display LOD (LOD を表示)] ドロップダウンでオプションを選択します。
(オプション) プリセットの LOD の複雑度は、[Screensize (画面サイズ)] タブおよび [Triangles (三角形)] タブのスライダーを使用して調整してから [Apply] をクリックすると、変更できます。 変更内容は、[Display LOD] ドロップダウンを使用してプレビューできます。
LOD (詳細度) 設定
以下の表で、[Level of detail] セクションのオプションについて説明します。
| 設定 | 説明 |
|---|---|
Preset | プリセットを選択すると、ビューポートの選択されたオブジェクトに自動的に LOD レシピが適用されます。 各プリセットにより、LOD レシピに事前定義されている設定に応じて特定の数の LOD が作成されます。 オプション:
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Display LOD | ドロップダウンからいずれかのオプションを選択し、オブジェクトの LOD の表示をプレビューします。 オプションを選択すると、LOD によってオブジェクトがどう表示されるかをビューポートで確認できます。 ドロップダウンの LOD の数は、選択したプリセットによって異なります。 プリセットが複雑になるほど、LOD の数が増えます。 オプション:
|
| 詳細 | |
Screensize | 画面サイズに応じて使用される詳細度。 [Screensize] の値により、それぞれの LOD に遷移するしきい値が指定されます。 しきい値は、ビューポートでオブジェクトが占めているスクリーン空間の割合によって決定します。 カメラに近いオブジェクトは大きく表示され、ビューポートのエリアもより大きな割合を占めます。 たとえば、LOD 0 が 1.00 の場合、オブジェクトがビューポートのスクリーン空間を 100% 占めると、最大量の詳細が表示されます。 プリセットを選択すると、これらの値は自動的に設定されますが、変更することもできます。 LOD の数は、選択したプリセットに応じます。 オプション:1.00 から 0.00 (1.00 は 100%)。 |
Triangles | LOD のレベルに応じてスタティックメッシュを表現するために使用される三角形の割合。 割合が高くなるほど、使用される三角形の数が増えます。 たとえば、LOD 0 が 100.00% の場合、メッシュ内のすべての三角形が使用されて表示されます。 オプション:0.00% ~ 100.00% |