このガイドでは、MetaHuman キャラクターを Quixel Bridge から Autodesk Maya にエクスポートする手順を説明します。
Quixel Bridge を設定する
このワークフローでは、Quixel Bridge スタンドアローン アプリを使用して、MetaHuman アセットをダウンロードしてエクスポートします。公式 Web サイト から Bridge をダウンロードして、インストールしてください。
Bridge を初めて起動すると、ダウンロードしたアセットを格納するディレクトリを選択するように求められます。MetaHuman のダウンロード ファイルはサイズが大きいため、選択したディスクに十分な容量があることを確認してください。
プロンプトが表示されたら、[Export Target (エクスポート ターゲット)] として [Maya] を選択し、[Download Plugin (プラグインをダウンロード)] をクリックします。

Bridge の初回インストール時にこの手順を行わなかった場合は、次の手順で Maya をエクスポート ターゲットとして選択することができます。
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Bridge のメインメニューから、[Edit (編集)] > [Export Settings (エクスポート設定)] を選択します。
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[Export Target] ドロップダウンから、[Maya] を選択します。
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[Download Plugin] をクリックし、[Install Plugin (プラグインのインストール)] をクリックします。
MetaHuman を Maya にエクスポートする
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Quixel Bridge で、MetaHuman のタイルをクリックします。
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右側に表示される情報パネルで、次のようにダウンロードの設定を行います。
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テクスチャ解像度を選択します (1)。
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[Settings] ボタン (2) をクリックし、[Download Settings (ダウンロードの設定)] を選択します。
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[Models (モデル)] タブで、[MetaHumans] を [UAsset + SourceAsset] に設定します。
この手順は必ず実行する必要があります。実行しないで、従来型ではない MetaHuman をダウンロードしようとすると、警告が表示され、ダウンロード ボタンがグレー表示されます。
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Maya を開いて、シーンを作成するか、開きます。
Maya を開いたときに、1 つ以上の Untrusted Plugin Loading (信頼できないプラグインのロード) というセキュリティ警告が表示された場合は、プラグインの 格納場所 が Quixel Bridge のインストール フォルダであることを確認し、[Allow (許可)]をクリックします。必要に応じて、[Apply to all plugins in this location (この場所のすべてのプラグインに適用する)] を選択すると、Bridge が必要とするすべてのプラグインを一括でロードできます。
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Quixel Bridge に戻ります。次に、MetaHuman の情報タイルで、[Download (ダウンロード)] をクリックします。
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ダウンロードが完了するまで待機して、[Export (エクスポート)] をクリックします。
MetaHuman を Maya にエクスポートすると、現在のシーンの既存のコンテンツがすべて上書きされます。保存していないコンテンツはすべて失われます。
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Maya で、インポートを確認するためのポップアップ ダイアログが表示されます。ポップアップを承諾して、インポートの完了まで待機します。
結果
エクスポートが完了すると、新しい Maya シーンにエクスポートした MetaHuman が追加されます。

MetaHuman を Maya にエクスポートすると、MetaHuman のフェイシャル リグを含む一部のアセットのみが取得されます。クロス (衣服)、髪、およびボディ リグはエクスポートされません。