フォートナイトをテーマにしたミュージックビデオを再生できる 動画プレイヤー の仕掛けを使用することにより、ゲームプレイにメディアを追加することができます。この仕掛けはプレイヤーまたは他の仕掛けで制御されるように設定することも可能です。
同一の動画の複数の場面は表示することができるものの、一度に1つの動画ストリームしか再生することはできません。
タイマーなどのトリガーを使用して、 受信していると有効化 と 受信していると無効化 のようなイベント バインディングを介し、自動的に動画が再生されるように設定することができます。
インタラクト時間 などの設定では、プレイヤーが直接動画をオン/オフにできるかを制御することもできます。
また、仕掛けの形状を変更し、動画の音声が聞こえる距離を調整することで、動画の見栄えをカスタマイズすることができます。
動画プレイヤーの仕掛けは、クリエイティブインベントリ 内、 仕掛け のタブにあります。そこで、仕掛けの検索や閲覧ができます。仕掛けを見つける方法の詳細については、仕掛けの場所と設置方法を参照してください。
1つの島で同じ仕掛けを何個も使用している場合、用途に応じてそれぞれの名前を変更しておくと便利です。各仕掛けの目的に関連した名前を付ければ、それぞれの役割を簡単に思い出すことができます。
関連性フィルター
一部の仕掛けは、 関連性フィルター と呼ばれる機能の影響を受けます。この機能は、特定の関連するオプションで選択されている値に基づいて、オプションを表示したり非表示にしたりするものです。これによりカスタマイズパネルが設定であふれかえることを防ぎ、オプションの管理や確認をしやすくします。分かりやすくするために、関連性フィルターを起動する値は 斜体 で記載しています。
この解説には、関連性フィルターの影響を受けるものを含め、全てのオプションを載せています。特定のオプションの値によって表示もしくは非表示になる場合、そのオプションの説明フィールド内には注意書きを記載しています。
仕掛けのオプション
この仕掛けには仕掛けの音量やインタラクト時間を変更するなどの基本的な機能があります。チャンネルの信号を使用することで、当たり判定と再生の設定を変更することも可能です。
初期値は 太字 になっています。関連性フィルターを起動する値は 斜体 になっています。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
再生する動画 | カモンダウン、ジャングルジャム、リフティングリアリティ、イン・ザ・クラウズ、トゥーンテイクオーバー、ジュークボックスジョイント、現在のデフォルト パーティーロイヤルミックス | この仕掛けが制御権を得た際、ここで選択した動画が再生されます。各動画の説明については、下記の選択可能な動画を参照してください。 |
自動で再生 | はい、いいえ | 選択した動画が全プレイヤー向けに配信されるかを決定します。 |
配信優先度 | 選択しない、0、数字を選択 | 配信が特定の仕掛けに強制されていない場合、優先度の高い配信の仕掛けが最初の配信先に選ばれます。 |
カスタム動画ID | 動画IDを入力 | デフォルトの配信の代わりに再生したいカスタム動画IDを持っている場合は、この入力欄に記入できます。文字数の上限は42文字です。 |
有効なゲームフェーズ | なし、 全て 、ゲームプレイのみ、作成限定 | どのゲームフェーズでこの仕掛けが有効になるのかを設定します。 |
スクリーンの形 | デフォルト、円形、カーブ、 ポートレート、四角、三角、半円 | 仕掛けの画面の形を設定します。下記のスクリーンの形状のオプションを参照してください。 |
枠を表示 | オン、オフ | 選択した形状で枠が利用できる場合、このオプションで仕掛けの枠を表示するかどうかを決定します。 |
ボリューム | 1.0X、倍率を選択 | 仕掛けの音量の倍率を決定します。この仕掛けが配信を制御している場合のみ適用されます。 |
減衰距離 | 島、距離を選択 | 音声が届く距離を決定します。この設定は制御している仕掛けにのみ適用されます。 |
この配信が読み込まれると最初から再生 | はい、いいえ | この配信が選ばれると、このオプションは読み込まれる際に動画を最初から再生します。 |
ループ | はい、いいえ | 動画の終了時に動画を停止するか、最初からリプレイするかを決定します。 |
その他の再生中の配信の挙動 | その他の配信を再生する、現在再生中のものを停止する | 一度に再生できる配信は1つのみです。このオプションは、他の配信の仕掛けが配信の制御権を得た時にどうするのかを設定します。 |
起動したシーク時間 | 0秒、時間を選択 | 受信しているとシーク の機能を使用する場合、このオプションで動画の再生位置を秒単位で決定します。 |
インタラクト可能 | はい、いいえ | はい に設定すると、プレイヤーがゲーム内で動画をオン/オフにできるようになり、下に インタラクト時間 のオプションが表示されます。 |
インタラクト時間 | 即時 (0.0)、時間を選択 | このオプションは インタラクト可能 のオプションを はい に設定した場合にのみ表示されます。プレイヤーが動画のオン/オフのスイッチを切り替えるのに必要な時間を決定します。 |
ピクチャー・イン・ピクチャー | いいえ、はい | プレイヤーがピクチャー・イン・ピクチャーを設定できるかを決定します。はい に設定すると、ピクチャー・イン・ピクチャーに関連する追加オプションが下に表示されます。 |
常にピクチャー・イン・ピクチャーを許可する | いいえ、はい | このオプションは ピクチャー・イン・ピクチャー を はい に設定した場合にのみ表示されます。常にピクチャー・イン・ピクチャーを許可する を いいえ に設定すると、 ピクチャー・イン・ピクチャー起動範囲 のオプションが下に表示されます。 |
ピクチャー・イン・ピクチャー起動範囲 | 250M、距離を選択 | このオプションは 常にピクチャー・イン・ピクチャーを許可する を いいえ に設定した場合にのみ表示されます。この設定を使用して、ピクチャー・イン・ピクチャーが表示される範囲を決定します。 |
当たり判定を設定 | 有効、無効 | プレイヤーが仕掛けを通過することができるかを決定します。 |
グリーンスクリーンを使用 | 無効、有効 | グリーンスクリーンを用意するかを決定します。有効 を選択すると、下に表示される2つのオプションでグリーンスクリーンの色と透過度の値を設定することができます。 |
グリーンスクリーンの色 | グリーン、色を選択 | クロマキーの対象色を設定します。デフォルトから変更するには、色見本をクリックして、カラーピッカーを開きましょう。検索フィールドをクリックしてテキスト入力で特定の色を探すか、スクロールバーを使用して閲覧しましょう。色見本をクリックして選択したら、チェックマークをクリックしてカラーピッカーを閉じましょう。 |
色の手動入力を使用 | 無効、有効 | RGBの値を手動で入力し、グリーンスクリーンの色を設定できるかを決定します。有効 に設定すると、 グリーンスクリーンの色 のオプションが非表示になり、3つの追加オプションが下に表示されます。 |
手動カラー(レッド) | 0、値を選択 | このオプションは、 色の手動入力を使用 のオプションが 有効 に設定されている場合にのみ表示されます。赤の値を手動で入力してください。 |
手動カラー(グリーン) | 0、値を選択 | このオプションは、 色の手動入力を使用 のオプションが 有効 に設定されている場合にのみ表示されます。緑の値を手動で入力してください。 |
手動カラー(ブルー) | 0、値を選択 | このオプションは、 色の手動入力を使用 のオプションが 有効 に設定されている場合にのみ表示されます。青の値を手動で入力してください。 |
許容範囲の調整 | 0.5、値を設定 | グリーンスクリーンの色検出の許容範囲を制御します。値を下げるとマスクする色を検出する際の許容範囲が狭くなり、値を上げると色の差異に対する許容範囲が広くなります。 |
色値を表示 | はい、いいえ | 再生中の画面の色値を表示します。このオプションは島の編集中にのみ機能し、手動カラーオプションの使用時に動画のRGB値を決定するのに役立ちます。 |
起動時にフルスクリーンを強制 | オン、オフ | 動画のフルスクリーン化を任意にするか自動にするかを決定します。オン に設定すると、プレイヤーが通常の方法ではフルスクリーンを終了できなくなります。イベントを使用してフルスクリーンを解除するか、動画の終了時のフルスクリーン解除まで待たなくてはなりません。 |
視聴対象者 | 全員、プレイヤー、パーティー | 誰が動画を視聴するのかを決定します。 |
選択可能な動画
動画 | 説明 | |
---|---|---|
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カモンダウン | カントリーをテーマとした動画で、フレンドにバター・バーンを訪れることを促します。 |
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ジャングルジャム | フレンドたちの南国のダンスパーティーへの旅を映し出す、ジャングルをテーマとした動画です。 |
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リフティングリアリティ | 様々な裂け目をめぐる探索の、冒険的な動画です。 |
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イン・ザ・クラウズ | パートナーを取り戻すための希望にあふれた旅を映し出す、陽気な動画です。 |
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トゥーンテイクオーバー | トゥーン ニャッスルと仲間がコンサートでのパフォーマンスへと繰り出す旅を映し出す、ラップをテーマとした動画です。 |
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ジュークボックスジョイント | ランダムな動画が2連続再生されるミックスです。 |
ディレクト イベント バインディング
この仕掛けのディレクト イベント バインディングのオプションは以下の通りです。
機能
機能は仕掛けのイベントを聞き取り、アクションを実行します。
1.どの機能も、「オプション」をクリックして仕掛けを選択し、仕掛けのドロップダウンメニューから選択することでアクセス可能です。 1.仕掛けを選択したら「イベントを選択する」をクリックして、この仕掛けの機能を起動するイベントに仕掛けを紐づけましょう。 1.2つ以上の仕掛けやイベントを使って機能を起動したい場合、「追加」ボタンを押して行を追加し、上記の手順を繰り返しましょう。
オプション | 説明 |
---|---|
受信していると有効化 | イベントが発生すると、仕掛けを有効にします。 |
受信していると無効化 | イベントが発生すると、仕掛けを無効にします。 |
受信していると全ての配信を停止する | イベントが発生すると、このタイプの動画の仕掛けを全てオフにします。 |
受信しているとシーク | イベントが発生すると、起動されたシーク時間までシークします。動画のバッファ中は配信が一時停止されます。 |
受信しているとリスタート | イベントが発生すると、起動された仕掛けの配信を最初からリスタートします。 |
受信していると当たり判定を有効化 | イベントが発生すると、この仕掛けの当たり判定を有効にします。 |
受信していると当たり判定を無効化する | イベントが発生すると、この仕掛けの当たり判定を無効にします。 |
受信していると視認性を有効化 | イベントが発生すると、動画プレイヤーの視認性を有効にします。これは、上記の 当たり判定を有効化 に基づき当たり判定も有効にします。 |
受信していると視認性を無効化する | イベントが発生すると、仕掛けの視認性と当たり判定の両方を無効にします。 |
受信しているとピクチャー・イン・ピクチャーをフルスクリーンにする | イベントが発生すると、ピクチャー・イン・ピクチャーをフルスクリーンに設定します。 |
受信しているとピクチャー・イン・ピクチャーをデフォルトのサイズにする | イベントが発生すると、ピクチャー・イン・ピクチャーをデフォルトのサイズに設定します。 |
受信しているとピクチャー・イン・ピクチャーを非表示にする | イベントが発生すると、ピクチャー・イン・ピクチャーのウィンドウを非表示にします。 |
受信しているとフルスクリーンに切り替える | イベントが発生すると、仕掛けをフルスクリーンに設定します。 |
受信しているとフルスクリーンを終了する | イベントが発生すると、フルスクリーンを解除します。 |
受信しているとリモートで動画を開始 | イベントが発生すると、動画をリモートで開始させます。 |
受信していると他の画面をミラーリング | イベントが発生すると、この画面が別の画面をミラーリングします。 |
イベント
ディレクト イベント バインディングは、「イベント」を送信機として使用します。イベントは、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
1.どのイベントのオプションも、 オプション をクリックして 仕掛けを選択 し、 仕掛けのドロップダウンメニュー から選択することでアクセス可能です。 1.仕掛けを選択したら 機能を選択する をクリックして、仕掛けの機能にタイマーを紐づけましょう。 1.2つ以上の機能がイベントにより起動される場合は、 追加 ボタンを押して繰り返しましょう。
オプション | 説明 |
---|---|
配信開始時 イベント送信先 | 島に複数の動画プレイヤーがある場合、一度に配信できるのは一つだけです。これにより、この仕掛けが制御側の配信の仕掛けとなると、リンクしている仕掛けにイベントが送信されます。 |
この画面をミラーリング イベント送信先 | このイベントは、選択した動画プレイヤーに、この画面で配信されているものをミラーリングさせます。 |
配信終了時 イベント送信先 | 配信が終了すると、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |