条件付きボタン は、プレイヤーが特定のアイテムを持っている場合のみ起動できるボタンの仕掛けです。通常のボタンとは異なり、条件付きボタンは起動するためにはプレイヤーが特定のアイテム、あるいは特定の数のアイテムを所有している必要があります。その特定のアイテムを所持していない場合、条件付きボタンは起動しません。
条件付きボタンにアイテムを登録するには、設置された仕掛けの上へとそのアイテムをドロップします。
条件付きボタンの仕掛けを見つけるには、仕掛けを使用するを参照してください。
関連性フィルター
一部の仕掛けは、 関連性フィルター と呼ばれる機能の影響を受けます。この機能は、特定の関連するオプションで選択されている値に基づいて、オプションを表示したり非表示にしたりするものです。これによりカスタマイズパネルが設定であふれかえることを防ぎ、オプションの管理や確認をしやすくします。分かりやすくするために、関連性フィルターを起動する値は 斜体 で記載しています。
この解説には、関連性フィルターの影響を受けるものを含め、全てのオプションを載せています。特定のオプションの値によって表示もしくは非表示になる場合、そのオプションの説明フィールド内には注意書きを記載しています。
仕掛けのオプション
デフォルトの状態では、条件付きボタンは何の機能も果たしません。アイテムを仕掛けにドロップして登録する必要があります。また、プレイヤーがボタンにインタラクトした際に他の仕掛けの機能を起動する、仕掛けのイベントを指定する必要もあります。
初期値は 太字 になっています。関連性フィルターを起動する値は 斜体 になっています。
この仕掛けの設定は、下記のオプションで行うことができます。
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
起動するチーム | すべて、チームを選択 | どのチームが仕掛けを起動できるかを決定します。 |
許可されるクラス | クラスなし、誰でも、クラスを選択 | この仕掛けを起動できるクラスを決定します。 |
利用可能者 | 所有チーム、他のチーム、全て | どのチームが仕掛けを使用できるかを決定します。 |
インタラクトの許可 | オン、オフ | プレイヤーが仕掛けに直接インタラクトできるかどうかを決定します。 |
インタラクト時間 | 即時、インタラクト禁止、時間を選択 | 仕掛けを起動するのに、インタラクション操作キーをどの程度押し続ける必要があるかを決定します。 |
リセット遅延 | 即時、なし、時間を選択 | 仕掛けが信号を送信したあと、再び起動できるようになるまでの時間を設定します。 |
カラータイプ | ダイレクトカラー、チームカラー | ダイレクトカラー を選択すると、次のオプションでカラーを選択することができます。チームカラー を選択すると、「ダイレクトカラー」のオプションが非表示になり、デフォルトのチームカラーが使用されます。 |
ダイレクトカラー | ホワイト、チームカラー、様々な色 | 仕掛けの色を変更して、プレイヤーが見分けやすいようにします。 |
ホログラムに色を使う | はい、いいえ | 仕掛けがインタラクト可能な時、ホログラムが仕掛けと同じ色で表示されます。無効なインタラクションは赤く表示されます。 |
インタラクトテキスト | テキストを入力 | プレイヤーがこの仕掛けに近づいた際に表示するテキストを入力します。150文字以内の制限があります。 |
アイテム不足時のテキスト | テキストを入力 | 条件が満たされなかった場合に表示するテキストを入力します。150文字以内の制限があります。 |
メインアイコンを表示 | ビックリマーク、アイコンを選択 | 選択したアイコンを画面と土台のホログラムに表示します。 |
代替表示アイコンを使用 | オフ、オン | 「アクション」ホログラムに選択したアイコンを表示します。オン を選択すると、下の 代替表示アイコン のオプションで指定したアイコンが使用されます。 |
代替表示アイコン | デフォルト、アイコンを選択 | 選択したアイコンを「アクション」ホログラムに表示します。デフォルト を選択すると、 メインアイコンを表示 のオプションで指定されたアイコンを使用します。 |
使用するアイコンの切り替え | はい、いいえ | 各アイコンにはボタンが正常に起動された際に表示させるための別バージョンのアイコンがあります。このオプションでは起動された際に、別バージョンのアイコンに切り替えるかを設定します。 |
使用後に無効化 | はい、いいえ | 起動に成功した後に仕掛けを無効化させる設定です。この仕掛けは受信機によってリセット、または再び有効にすることが可能です。 |
有効化後、アンロックしたままにする | オン、オフ | オンにすると、有効化後にもアンロック状態が維持され、キーがなくても他のプレイヤーがインタラクトできるようになります。再度仕掛けをロックするには 受信しているとリセットする のオプションで仕掛けをリセットする必要があります。 |
キーアイテムを表示 | キーのみ、キーとアイコン、未知のキー、アイコンのみ、不明なキーとアイコン | この仕掛けのアンロックに必要なアイテムタイプのホログラムを表示するかを設定します。 |
キーアイテムスロットの数 | 1、2、3 | この仕掛けが必要とするキーアイテムの数です。クリエイトモード 時にツルハシで仕掛けを叩くと、アイテムスロットを選択できます。 |
キーアイテムが必要 | スタックサイズを使用する、数字を選択 | このボタンを起動させるのに必要なスロット1のキーアイテムの数を設定します。 |
2つ目のキーアイテムが必要 | スタックサイズを使用する、数字を選択 | このボタンを起動させるのに必要なスロット2のキーアイテムの数を設定します。 |
3つ目のキーアイテムが必要 | スタックサイズを使用する、数字を選択 | このボタンを起動させるのに必要なスロット3のキーアイテムの数を設定します。 |
キーアイテムを消費 | オン、オフ | このボタンを押すとインベントリからキーアイテムが削除されるかどうかを設定します。 |
一度に全てのキーアイテムが必要 | オン、オフ | キーアイテムが全て同時にプレイヤーのインベントリに存在している必要があるか、あるいはそれらを数回に分けて提出することができるかの設定です。キーアイテムを消費 を オン に設定する必要があります。 |
アイテムを手に持つことを条件とする | オフ、オン | ボタンとインタラクトするために、プレイヤーがキーアイテムを手に持っている必要があるかどうかを決定します。最低1つのキーアイテムが、プレイヤーが手に持つことができるアイテムであることが条件となります。 |
ゲーム開始時に有効化 | オン、オフ | ゲーム開始時にこの仕掛けが有効になっているかどうかを設定します。無効な仕掛けは、有効化されることを除く全てのイベントを無視します。 |
ゲーム中に表示 | はい、いいえ、ホログラム限定 | ゲーム中にこの仕掛けが表示されるかどうかを設定します。 |
インタラクト範囲 | ボタン、範囲を選択 | 設定された範囲内で、プレイヤーが直接ボタンを見なくてもインタラクトできるようになります。 |
カードキーの方向を表示する | はい、いいえ | カードキーを保持している時、この仕掛けが最も近いものであり、そのキーカードを必要とする場合、この仕掛けへの方向を表示するかを設定します。 |
シーケンサーで起動する | オン、オフ | シーケンサーまたはランダムナンバージェネレーターの仕掛けのパルスに触れられた場合に、トリガーを起動するかどうかを設定します。 |
消費されたアイテムをスコアに追加する | オン、オフ | プレイヤーがボタンとインタラクトした際にボタンがキーアイテムを消費する場合、消費されたアイテムをプレイヤーまたはチームのスコアに追加するかを設定します。 |
キーアイテム1の消費でスコアを付与 | 0、スコアを選択 | 消費されたアイテムをスコアに追加する が オン に設定されている場合、キーアイテム1が消費された際にプレイヤーまたはチームに付与されるスコアを決定します。 |
キーアイテム2の消費でスコアを付与 | 0、スコアを選択 | 消費されたアイテムをスコアに追加する が オン に設定されている場合、キーアイテム2が消費された際にプレイヤーまたはチームに付与されるスコアを決定します。 |
キーアイテム3の消費でスコアを付与 | 0、スコアを選択 | 消費されたアイテムをスコアに追加する が オン に設定されている場合、キーアイテム3が消費された際にプレイヤーまたはチームに付与されるスコアを決定します。 |
無効なチーム/クラスのテキスト | {failurereason} | 条件が満たされなかった場合に表示するテキストを入力します。150文字以内の制限があります。 |
ディレクト イベント バインディング
この仕掛けのディレクト イベント バインディングのオプションは以下の通りです。
機能
機能は仕掛けのイベントを聞き取り、アクションを実行します。
1.どの機能も、 オプション をクリックして 仕掛けを選択 し、仕掛けのドロップダウンメニューから選択することでアクセス可能です。 1.仕掛けを選択したら イベントを選択する をクリックして、この仕掛けの機能を起動するイベントに仕掛けを紐づけましょう。 1.2つ以上の仕掛けやイベントを使って機能を起動したい場合、 追加 ボタンを押して行を追加し、上記の手順を繰り返しましょう。
オプション | 説明 |
---|---|
受信していると有効化 | この機能は、イベントが発生すると条件付きボタンを有効にします。 |
受信していると無効化 | この機能は、イベントが発生すると条件付きボタンを無効にします。 |
受信しているとリセット | この機能は、イベントが発生すると条件付きボタンをリセットします。 |
受信していると起動 | この機能は、イベントが発生すると条件付きボタンを起動します。 |
受信していると切り替える | この機能は、イベントが発生すると条件付きボタンの状態を切り替えます。 |
イベント
プレイヤーがボタンとインタラクトすると、リンクされている仕掛けにイベントを送信します。 ディレクト イベント バインディングは、「イベント」を送信機として使用します。イベントは、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
1.どのイベントのオプションも、 オプション をクリックして 仕掛けを選択 し、仕掛けのドロップダウンメニューから選択することでアクセス可能です。 1.仕掛けを選択したら 機能を選択する をクリックして、仕掛けの機能にタイマーを紐づけましょう。 1.2つ以上の機能がイベントにより起動される場合、 追加 ボタンを押して行を追加し、上記の手順を繰り返しましょう。
オプション | 説明 |
---|---|
起動時 イベント送信先 | 仕掛けが起動すると、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |
アイテムの不足時 イベント送信先 | プレイヤーの持っているアイテムが条件付きボタンに指定された数より不足している場合、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |