アドバンスドストームコントローラー を使えば、最大50個のフェーズが存在する、バトルロイヤルスタイルのストームの動きを簡単に実装できます。
このストームを使ってプレイヤーをプレイエリア内に留めることができまる点はベーシックストームコントローラーの仕掛けと同じですが、異なる点として、この仕掛けは複数のストームフェーズを発生させます。アドバンスドストームビーコンと組み合わせて使用すると、1つ以上のビーコンを適用してビーコンに割り当てる特定のフェーズのカスタマイズオプションを設定することで、ストームの各フェーズをカスタマイズできます。
仕掛けの場所と設置方法
- クリエイトモードで Tab キーを押してクリエイティブインベントリ画面を開きます。
- 仕掛け タブをクリックし、スクロールして仕掛けを選択します。左側の 検索 ボックスや カテゴリ パネルを使って仕掛けを検索することもできます。
- すぐに設置する場合は、 今すぐ設置 をクリックします。後で設置する場合は、仕掛けをクイックバーに追加しましょう。
- Esc キーを押して、島のクリエイトモードに戻ります。スマホツールを使用して仕掛けの位置を調整し、左クリックして配置します。Esc キーを押して、スマホから仕掛けを取り外しましょう。
- スマホで仕掛けへと照準を合わせます。カスタマイズ のポップアップがすぐに表示されない場合は、表示されるまで近づきましょう。それから E キーを押し、カスタマイズのパネルを開きます。
1つの島で同じ仕掛けを何個も使用している場合、用途に応じてそれぞれの名前を変更しておくと便利です。各仕掛けの目的に関連した名前を付ければ、それぞれの役割を簡単に思い出すことができます。
関連性フィルター
一部の仕掛けは、関連性フィルターと呼ばれる機能の影響を受けます。この機能は、特定の関連するオプションで選択されている値に基づいて、オプションを表示したり非表示にしたりするものです。この機能により、カスタマイズパネルが設定であふれかえることを防ぎ、よりオプションを管理、確認しやすくなります。
ただし、どのオプションや値が関連性フィルターを起動しているのか判断が難しい場合もあります。分かりやすくするために、仕掛けの解説では関連性フィルターを起動する値は全て 斜体 で記載しています。この解説には、関連性フィルターに影響を受けるものを含め、全てのオプションを載せています。特定のオプションの値によって表示もしくは非表示になる場合、そのオプションの 説明 フィールド内には注意書きを記載しています。
仕掛けのオプション
アドバンスドストームコントローラーを最初に設置すると、ゲーム開始時に半径200メートルの空間を動き回るストームが発生します。デフォルトでは、ストームはその半径内に留まります。ストームには10個のフェーズが存在し、標準的なバトルロイヤル体験をビーコンなしでシミュレートすることができます。
事前に設定されたストームの挙動を使用する以外に、下記のオプションで仕掛けをカスタマイズすることもできます。また、アドバンスドストームビーコンの仕掛けを使用してフェーズ毎にオプションを変更し、ストームを更にカスタマイズすることも可能です。
初期値は 太字 になっています。関連性フィルターを起動する値は 斜体 になっています。
基本的なオプション
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
ゲーム開始時にストームを生成 | いいえ、はい | ゲーム開始時にストームが活動しているかを設定します。 |
フェーズ1の範囲 | 200M、半径を選択 | 第1フェーズ開始時のストームの目の半径を設定します。 |
全てのオプション(追加の項目)
オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
カスタムストームフェーズを使用する | はい、いいえ | デフォルトでは、ストームには10回のフェーズがあります。このオプションを はい に設定すると、1つ以上のアドバンスドストームビーコンの仕掛けを使用することで1~50回のストームフェーズをカスタマイズできます。 |
ディレイ時間 | なし、時間を選択または入力 | ストームの第1フェーズが開始するまでの時間です。 |
終了時の挙動 | そのまま、破壊する | この設定で、ストームフェーズ終了時の、ストームの挙動が決まります。そのまま は、ゲーム終了までストームをゲーム内に留めます。 破壊する は即座に、または設定された時間の後にストームを破壊します。破壊する を選択すると、このオプションの下に追加のオプションが表示されます。 |
破壊の遅延 | 即座に排除、時間を選択または入力 | このオプションは、 終了時の挙動 を 破壊する に設定した場合にのみ表示されます。ストーム終了の際、このオプションがストームが破壊されるまでの時間を決定します。 |
境界半径 | 200M、範囲を選択 | ストームの動きの範囲を設定します。 |
ストーム酔い | オフ、オン | プレイヤーがストーム酔いの影響をうけるかどうかを決定します。オン を選択すると、ストーム内にいることで特定のダメージを受けたプレイヤーがストーム酔い状態になります。この状態では、プレイヤーがストーム内にいることでさらに多くのダメージを受けるようになります。 |
ディレクト イベント バインディング
ディレクト イベント バインディング では仕掛けが直接通信するようになり、作業の流れがより直感的になるとともに、より自由にデザインのアイディアに集中することが可能になります。
機能
ディレクト イベント バインディングは、「機能」を受信機として使用します。機能は一つの仕掛けのイベントを聞き、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
オプション | 仕掛けの選択 | イベントの選択 | 説明 |
---|---|---|---|
受信しているとストームを生成する | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | この機能はイベントが発生した際にストームを生成します。 |
受信しているとストームを破壊する | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応するイベントのリストが表示されます。 | この機能はイベントが発生した際にストームを破壊します。 |
イベント
ディレクト イベント バインディングは、「イベント」を送信機として使用します。イベントは、別の仕掛けに機能を実行するように伝えます。
オプション | 仕掛けの選択 | 機能の選択 | 説明 |
---|---|---|---|
フェーズ終了時 イベント送信先 | 矢印をクリックすると、対応する仕掛けのリストが表示されます。 | 矢印をクリックすると、対応する機能のリストが表示されます。 | ストームのフェーズが終了すると、選択した仕掛けにイベントが送信され、選択した機能が起動されます。 |
アドバンスドストームコントローラーの仕掛けを使用したゲームプレイの例
バトルロイヤルストーム
バトルロイヤル風のストームフェーズを作成する最も簡単な方法は、アドバンスドストームコントローラーを島に設置して ストームフェーズ オプションをデフォルトのままにしておくことです。10フェーズに渡ってランダムに移動し、フェーズ毎にサイズが縮小するストームが生成されます。
ストームの振る舞いは、 境界半径 と フェーズ1の範囲 オプションを設定してストームの移動を制限するという形でカスタマイズできます。しかし、デフォルトの設定に頼る代わりに各フェーズにアドバンスドストームビーコンを追加し、ストームの移動とダメージを精密に制御することもできます。ストームコントローラーとそれに関連付ける個々のビーコンの両方のオプションを設定することで、ゲームの需要にぴったり合うようにストームを完全にカスタマイズできます。
ゾーンウォーズのチュートリアル
アドバンスドストームコントローラーとアドバンスドストームビーコンを使ってバトルロイヤル体験を構築するのは、完全なゾーンウォーズ島のチュートリアルで行った内容に似ています。
ゾーンウォーズは、行動範囲がどんどん縮小されていく「バトルロイヤル」の終盤の再現です。迫りくるストームを避けながら敵を撃破しましょう。ランダムなスポーン位置とインベントリにより、ラウンドごとに異なったバトルを楽しめます。