島の設定 タブ内の デバッグ のタブは、自分の島のAI操作のキャラクター(ガードや野生動物など)の動きをデバッグする手段を提供しています。このタブで利用可能なオプションの中には、Unreal Editor for Fortnite (UEFN)で作業している場合にのみ有用なものもありますが、その他のもの、特にナビゲーションのオプションはフォートナイト クリエイティブでも役立ちます。
デバッグの設定は、 フォートナイト クリエイティブ や UEFN から管理できます。ここで切り替えた設定は、UEFNのIsland Settingsの仕掛けにも反映されます。また、UEFNで切り替えた設定はクリエイティブにも反映されます。
他の島の設定と同様に、変更した設定は現在の島にのみ適用されます。
デバッグの設定はUEFNでプレイテスト中、runtime(ランタイム)時に変更できます。これらの設定は、公開済みの島には影響しません。
デバッグのカテゴリー
デバッグ機能にアクセスするには、 島の設定 へ行き、 デバッグ のカテゴリーを選択します。

1つ目の設定、 「デバッグ」 はデフォルトでは オフ になっています。その下にある設定にアクセスするには、 オン に設定しましょう。
デバッグのオプション
下記のオプションは全てオン/オフ切り替え式になっていて、デフォルトは全て オフ です。
デバッグ
この設定は、デバッグ機能が無効(オフ)か有効(オン)かを決定します。有効にすると、他のオプションが利用可能になります。
ナビゲーション
ナビゲーションメッシュ 、または NavMesh(ナビメッシュ) は、AI操作のキャラクターが複雑な空間を移動するための経路を提供する方法です。この設定は、ナビメッシュがクリエイティブのクリエイトモードクリエイトモードとプレイモードの両方で表示されるかどうかを決定します。

この画像は、ナビゲーションのデバッグオプションが無効になっている島の画像です。

島の同じ場所を映したものですが、今度はナビゲーションが有効になっています。地面や構造物の下地となるグリッドや、AI操作のキャラクターの動きを妨げるフェンス沿いの暗いエリアが確認できるはずです。
フォートナイト クリエイティブでは、クリエイトモードでもプレイモードでもメッシュが表示されます。
ナビメッシュは、ガードスポナーや野生動物スポナー、クリーチャースポナーなどのAIスポナーの仕掛けが1つ以上ある場合にのみ生成されます。
ナビメッシュの色と、それが何を表しているのかについては、ナビゲーションメッシュのページを参照してください。
無敵
プレイテスト中にプレイヤーがダメージを受けるかどうかを決定します。通常のゲームプレイには影響しません。
Verse デバッグ描画
UEFNでVerseを使って島を微調整する場合、デバッグ描画と呼ばれるVerseの機能を使ってコードをデバッグすることができます。この機能は、ゲームをデバッグ描画でデバッグするで説明されているように、UEFNから、あるいはここから有効にできます。
このデバッグ設定は、唯一クリエイティブで直接機能しない設定です。
高速繰り返しモード
UEFNの 編集モード とクリエイティブの プレイモード の間の高速切り替えを有効にするかどうかの設定です。オン にすると、モード間の切り替えが高速になり、ゲームカウントダウンが短縮され、スコアボードの表示が省略されます。この設定はUEFNでの編集とプレイテストを切り替える時間を短縮するためのものであり、UEFNを使わない場合は、クリエイティブには何の影響も及ぼしません。