クラス・セットアップ・イン・アリーナ のゲームプレイ例では、複数の仕掛けやゾーンを用いて、プレイヤーがインタラクトしたり通り過ぎたりした際に、体力やシールド、移動補正、ジャンプの高さ、インベントリ内のアイテムなどといった特性を変更する方法を紹介します。

また、この例ではプレイヤーのHUDにメッセージを送信する方法も紹介します。
一部の仕掛けやゾーンは見えるようになっていますが、透明になっている仕掛けもあり、これらの仕掛けは、プレイヤーがエリア内に入ったり敵を倒したりすると起動するようになっています。
このチュートリアルを最後まで読めば、以下の仕掛けを使って自分のクラス・セットアップ・イン・アリーナを作れるようになります。
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クラスデザイナー
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クラスセレクター
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ミューテーターゾーン (クラスの変更を起動するためのもの)
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爆破仕掛け (クラスの変更を起動するためのもの)
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コレクティブルオブジェクト (クラスの変更を起動するためのもの)
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HUDメッセージ
使用されている仕掛け
以下に記載されている仕掛けの多くは、様々なクラスチャレンジの作成で使用したものであり、ここでは詳しい解説はしません。使い方に関しては、各仕掛けのページを参照してください。
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バリアの仕掛け 6個
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ビルボードの仕掛け 7個
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クラスデザイナーの仕掛け 6個
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クラスセレクターの仕掛け 6個
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コレクティブルギャラリーのオブジェクト 2個
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クリーチャープレーサーの仕掛け 1個
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ダメージボリュームの仕掛け 1個
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エンドゲームの仕掛け 1個
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爆破仕掛け 3個
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HUDメッセージの仕掛け 6個
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ミューテーターゾーンの仕掛け 2個
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プレイヤースポーンパッドの仕掛け 1個
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セントリーの仕掛け 3個
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タイマーの仕掛け 2個
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トリガーの仕掛け 1個
小道具の設置やグリッドの利用について詳しく知りたい場合は、動画チュートリアルを参照してください。
コースの周りにアリーナを作成する
このゲームプレイ例では、閉じられたエリア内でのクラスの使用を解説するので、プレイヤーがインタラクトする仕掛けを中に配置するためのアリーナを作りましょう。
まずは Q キーを押して、視認可能な クラスセレクター やその他の仕掛けの周りに壁を作り、これから設定する仕掛けやゾーンへとプレイヤーを誘導する通路を作ります。
素材は好きに選んで構いません。小道具を使って壁を作ることもできます。小道具の使い方に関しては、 島での作業 のページでリンクされている動画のチュートリアルを参照してください。

クラスデザイナーの仕掛けの設定を行う
クラスデザイナー の仕掛けは様々なクラスをカスタマイズし、各クラスに異なる特性を割り当てることができます。これによって、クラスごとにゲームプレイがどのように変化するかが決まります。
カスタマイズされた仕掛けの設定を解説する表には、各種類の1つ目の仕掛けのオプションだけが載っています。同じ種類の2つ目以降の仕掛けでオプションを変更してもいい/するべき場合には、解説欄にそう記載されています。
1.クラスデザイナー の仕掛けを好きな場所に設置します。プレイヤーがこの仕掛けとインタラクトすることはないので、場所はどこでもかまいません。
1.追加のクラスデザイナーを設置する際には、カスタマイズ時に登録先の仕掛けへ正しい武器をドロップしやすくするため、離して設置するようにしましょう。
1.仕掛けに近づいて E キーを押し、仕掛けのオプションの画面を開きます。
1.クラス名 のオプションを変更して、クラスの名前を変更します。この例では、1つ目の仕掛けのクラス名を「タンク」にします。
1.全てのクラスデザイナーで、必ずそれぞれ異なる クラスID を使用してください。この例では、1つ目の仕掛けのクラスIDを1にします。
1.武器をインベントリに入れ、 クラスデザイナー にドロップして登録します。これが、このクラスに切り替えた際にプレイヤーが受け取る武器になります。
* インベントリから武器を取得するには、 I キーを押してインベントリを開きます。武器 のタブを開き、武器をダブルクリックして装備します。
* インベントリから武器をドロップするには、 I キーを押してインベントリを開きます。クイックバーにあるドロップしたい武器をクリックしてドラッグし、バーの外まで動かします。この例では、1つ目の武器はプレイヤーにショットガンを付与します。
* 登録されたアイテムは仕掛けの上に表示されます。
1.付与されたアイテムの装備 を 1つ目のアイテム に設定し、このクラスに切り替えたプレイヤーが付与された武器をすぐさま装備するようにします。
1.変更したいその他の特性を編集します。この例では、1つ目の仕掛けの 体力(最大) を300に、 開始時のシールド を100%に、 最大シールド を300に、 移動倍率 を0.7に、 重力 を強に設定します。
カスタマイズされたオプションは以下のようになっているはずです。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
クラス名 | タンク | クラスの名前を設定します。後で調整が必要になった場合にクラスを簡単に見分けられるようにするため、必ず変更する必要があります。 それぞれの仕掛けで違う名前を使ってください。 |
クラスID | 1 | クラスのIDを設定します。この仕掛けと通信する仕掛けがクラスIDを使えるようにするため、必ず変更する必要があります。 2つ目以降の仕掛けでは数値を1ずつ増やしていってください。 |
付与されたアイテムの装備 | 1つ目のアイテム | このクラスに切り替えたプレイヤーが、クラスデザイナーから付与された武器を自動で装備するようになります。 |
体力(最大) | 300 | プレイヤーの最大体力を指定した量に設定します。 これを変更することで、クラスの体力を増減させることができます。仕掛けごとに異なる値にしてもかまいません。 |
開始時のシールド | 100% | このクラスに切り替えた瞬間に、プレイヤーのシールドを最大にします。 これを変更することで、クラスの開始時のシールドを増減させることができます。仕掛けごとに異なる値にしてもかまいません。 |
最大シールド | 300 | プレイヤーの最大シールドを指定した量に設定します。 これを変更することで、クラスのシールドを増減させることができます。仕掛けごとに異なる値にしてもかまいません。 |
移動倍率 | 0.7 | プレイヤーの移動速度を設定します。 これを変更することで、クラスの移動速度を変えることができます。仕掛けごとに異なる値にしてもかまいません。 |
重力 | 強 | プレイヤーにかかる重力の度合いを設定します。 これを変更することで、そのクラスにかかる重力を変えられます。仕掛けごとに異なる値にしてもかまいません。 |
(任意のオプション) | (任意の値) | 初期値ではないオプションは全て好きに変更しても構いません。仕掛けごとにオプションを変えることもできます。 |
自分のクラス・セットアップ・イン・アリーナ島で使えるサンプルのクラスについては、クラスの例のセクションを参照してください。

1.残りの クラスデザイナー を設定します。残り5つの クラスデザイナー で手順1~7を再度行いましょう。それぞれで以下の設定を変更します。
* クラス名
* クラスID
* クラスデザイナー に登録する武器とアイテム
* 変更したいその他の特性この資料の最後にはクラスの例が載っているので、クラス作成時に参考にしてみてください。
視認可能なクラスセレクターの仕掛けを設定する
プレイヤーは視認可能な クラスセレクター と直接インタラクトしてクラスを切り替えます。この仕掛けの上を通ると、クラスが即座に切り替わります。
1.島に クラスセレクター の仕掛けを設置します。先ほどの手順で作ったアリーナ内にある、プレイヤーにクラスを変更してもらうための場所に設置しましょう。
1.カスタマイズ 画面を開きます。
1.切り替え先のクラス のオプションを、切り替えたいクラスのIDに変更します。この例では、1つ目の仕掛けでこのオプションを1に設定します。1つ目のクラスデザイナーのクラスIDの値です。
1.切り替え時間 の値を 即時 に変更します。これにより、プレイヤーが仕掛けの上を通った瞬間にクラスが切り替わるようになります。
1.クラスが変わると送信する の値を変更します。この例では、1つ目の仕掛けでこの値を1に設定します。このオプションは、他の仕掛けがこの信号を受信して他のアクションを実行できるよう、適切なチャンネルに信号を送信します。
1.カスタマイズされたオプションは以下のようになっているはずです。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
切り替え先のクラス | 1 | クラスデザイナーの仕掛けのクラスID設定に基づき、この仕掛けが起動したときの切り替え先となるクラスを設定します。このゲームプレイ例のプレイヤーが特定の行動でクラスを切り替えられるようにするため、必ず変更する必要があります。 各仕掛けの切り替え先はそれぞれ異なるものにしてください。 |
切り替え時間 | 即時 | プレイヤーがクラスセレクターのゾーンに入った瞬間にクラスが切り替わるようにします。遅延なくクラスが切り替わるようにするため、必ず変更する必要があります。 |
クラスが変わると送信する | チャンネル1 | 仕掛けが起動した時の信号の送信先チャンネルを設定します。他の仕掛けがこの仕掛けから信号を受信できるようにするため、必ず変更する必要があります。 各仕掛けの送信先はそれぞれ異なるチャンネルにしてください。 |

1.視認可能な クラスセレクター の残りを、閉じられたエリアの適切な場所に設定します。残り2つの クラスセレクター で手順1~6を再度行いましょう。それぞれで以下の設定を変更します。
* 切り替え先のクラス のIDそれぞれが他のクラスデザイナーのIDと一致するようにしましょう。
* クラスが変わると送信する のオプションのチャンネル仕掛けごとにチャンネルを変えましょう。
チャンネルを設定する際には、1つの起動信号が複数の効果を起動するようにしたい場合を除き、各仕掛けが固有のチャンネルに送信するようにしなければなりません。
透明なクラスセレクターの仕掛けを設定する
透明な クラスセレクター の仕掛けは、 ミューテーターゾーン、爆破仕掛け、コレクティブルオブジェクト などの起動用の仕掛けや、その他の同じような仕掛けから信号を受信し、プレイヤーのクラスを変更します。プレイヤーが直接インタラクトすることはありません。
1.島に クラスセレクター の仕掛けを設置します。プレイヤーがこの仕掛けとインタラクトすることはないので、場所はどこでもかまいません。
1.カスタマイズ 画面を開きます。
1.切り替え先のクラス のオプションを、切り替えたい クラスID の値に変更します。視認可能な仕掛けが既に3つ存在するため、1つ目の透明なクラスセレクターでは、この値を4つ目のクラスデザイナーのIDである 4 に設定します。
1.切り替え時間 の値を 即時 に変更します。プレイヤーが仕掛けを起動させた瞬間、クラスが切り替わります。
1.クラスが変わると送信する の値を変更します。
* このゲームプレイ例では、透明な仕掛けでこの値を 12 に設定しています。このオプションは、他の仕掛けがこの信号を受信して他のアクションを実行できるよう、適切なチャンネルに信号を送信します。あなたが作るときには、違うチャンネルを使うことになるかもしれません。
1.* 受信しているとプレイヤーのクラスを変更する のオプションを特定のチャンネルに設定します。1つ目の透明なクラスセレクターでは、この値を 4 に設定します。
1.ゲーム中に表示 のオプションを オフ に設定します。透明なクラスセレクターは他の仕掛けによって起動されるので、この仕掛けを表示する必要はありません。
1.ゲーム内でボリュームを表示 のオプションを オフ に設定します。透明なクラスセレクターは他の仕掛けによって起動されるので、ボリュームを表示する必要はありません。
1.カスタマイズされたオプションは以下のようになっているはずです。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
ゲーム中に表示 | オフ | プレイヤーに対して仕掛けが表示されるかを設定します。変更して、ゲーム中に仕掛けが表示されないようにしましょう。 |
ゲーム内でボリュームを表示 | オフ | プレイヤーに対して仕掛けのオーラが表示されるかを設定します。変更して、ゲーム中に仕掛けのボリュームが表示されないようにしましょう。 |
切り替え先のクラス | 4 | この仕掛けが起動したときの切り替え先となるクラスを設定します。仕掛けが起動したときに正しいクラスへと切り替わるようにするため、必ず変更する必要があります。 |
切り替え時間 | 即時 | クラスセレクターが起動する仕掛けから信号を受信した瞬間に、クラスが切り替わるようにします。遅延なくクラスが切り替わるようにするため、必ず変更する必要があります。 |
受信しているとプレイヤーのクラスを変更する | チャンネル12 | クラスセレクターの仕掛けを起動するチャンネルを設定します。起動するために利用したい仕掛けの送信先チャンネルと同じチャンネルに設定しましょう。信号の受信時にクラスが自動で切り替わるようにするため、必ず変更する必要があります。 |
クラスが変わると送信する | チャンネル4 | プレイヤーが仕掛けを起動した時の信号の送信先チャンネルを送信します。他の仕掛けがこの仕掛けから信号を受信できるようにするため、必ず変更する必要があります。 |
1.残りの透明な クラスセレクター を設定します。他の2つの透明な クラスセレクター で手順1~9を再度行いましょう。それぞれで以下の設定を変更します。
* 切り替え先のクラス のID
* クラスが変わると送信する のオプションのチャンネル
仕掛けを使ってクラスを変更する信号を送信する
信号を送信できる仕掛けであれば、どの仕掛けでもクラスの変更を起動することができます。このゲームプレイの解説動画では、 ミューテーターゾーン の仕掛け、 爆破仕掛け 、 そして コレクティブルオブジェクト の仕掛けを使った例を紹介しています。いずれの場合においても、チャンネル上の信号を用いてクラスセレクターの仕掛けと通信することで、プレイヤーのクラスが変更され、それによってそのプレイヤーのゲームプレイがどのように変わるかが決まります。この例は全ての仕掛けを網羅しているわけではありませんので、自分で作る際には、チャンネルに信号を送れる他の仕掛けを使ってみてもいいでしょう。
ミューテーターゾーンを使ってクラスの変更を起動する
ミューテーターゾーンの設定を変更すれば、ゾーン内に入ったプレイヤーのクラスが切り替わるようにすることができます。
1.ミューテーターゾーン の仕掛けを設置します。先ほどの手順で作ったアリーナ内に設置しましょう。
1.ミューテーターゾーンの カスタマイズ 画面を開きます。
1.プレイヤーがゾーンに入ると送信する のチャンネルを、 紐付けたいクラスセレクターの 受信しているとプレイヤーのクラスを変更する のチャンネルに設定します。
* このゲームプレイ例の解説では、1つ目の透明なクラスセレクター(クラスセレクター全体で言えば4つ目)に信号を送信するため、値を12にしています。あなたが作るときには、違うチャンネルを使うことになるかもしれません。
1.必須ではありませんが、プレイヤーがゾーンから出た際に再度クラスを変えたいという場合には、 プレイヤーがゾーンから出ると送信する のチャンネルを異なるクラスセレクターのチャンネルに設定しましょう。
1.ミューテーターゾーン内でプレイヤーが武器を使えるようにしたいのであれば、 武器の発射を許可 のオプションを はい に設定しましょう。
* このゲームプレイ例の解説動画では、プレイヤーがゾーンを避けて通れないようになっているため、ミューテーターゾーンを非表示にしています。より開放的なバージョンを作りたい場合には、ミューテーターゾーンを表示することができます。
1.カスタマイズされたオプションは以下のようになっているはずです。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
武器の発射を許可 | はい | 必須ではありません。ミューテーターゾーン内でプレイヤーが武器を発射できるようになります。 |
ゲーム中にゾーンを表示 | はい | 必須ではありません。ゲーム中にプレイヤーがミューテーターゾーンを視認できるようになります。 |
プレイヤーがゾーンに入ると送信する | チャンネル12 | プレイヤーがミューテーターゾーンに入った時の送信先チャンネルを設定します。紐付けたいクラスセレクターのチャンネルに変更しましょう。 |
プレイヤーがゾーンから出ると送信する | チャンネル20 | プレイヤーがミューテーターゾーンから出た時の送信先チャンネルを設定します。紐付けたいクラスセレクターのチャンネルに変更しましょう。 |

爆発仕掛けを使ってクラスの変更を起動する
爆発仕掛けの設定を変更することで、爆発時に爆発させたプレイヤーのクラスが切り替わるようにすることができます。
1.爆破仕掛け を設置します。先ほどの手順で作った閉じられたアリーナ内に設置しましょう。爆発時にプレイヤーの行く手を阻む壁やバリアを壊すように配置することもできます。
1.爆発仕掛けの カスタマイズ 画面を開きます。
1.爆発すると送信する のチャンネルを、 紐付けたいクラスセレクターの 受信しているとプレイヤーのクラスを変更する のチャンネルに設定します。
* このゲームプレイ例の解説では、2つ目の透明なクラスセレクター(クラスセレクター全体で言えば5つ目)に信号を送信するため、値を13にしています。あなたが作るときには、違うチャンネルを使うことになるかもしれません。
1.必須ではありませんが、爆発のサイズ、プレイヤーやオブジェクトに対するダメージ量、プレイヤーが破壊できないオブジェクトを破壊できるかどうかなどのオプションをカスタマイズすることもできます。プレイヤーの行く手を阻む障害物を破壊する際には、上記のオプションを使いましょう。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
爆発範囲 | 0.25 | 必須ではありません。爆発のサイズを小さくし、爆破仕掛けに直接触れている物にだけダメージが入るようにします。 |
プレイヤーダメージ | 0 | 必須ではありません。プレイヤーにダメージを与えないようにします。 |
建築物へのダメージ | 500 | 必須ではありません。ほとんどの小道具や建築物が爆発で破壊されるようにします。 |
破壊不可の建築物にダメージを与える | はい | 必須ではありません。プレイヤーが破壊できない建築物や小道具を爆破仕掛けが破壊できるようにします。 |
爆発すると送信する | 13 | 仕掛けが爆発した時の送信先チャンネルを設定します。紐付けたいクラスセレクターのチャンネルに変更しましょう。 |

コレクティブルオブジェクトを使ってクラスの変更を起動する
コレクティブルオブジェクトの仕掛けの設定を変更することで、取得したプレイヤーのクラスが切り替わるようにすることができます。
1.コレクティブルギャラリー をどこか便利な場所に設置します。
1.使用する コレクティブルオブジェクト の仕掛けを1つ以上選び、残りを削除します。
1.コレクティブルオブジェクトを設置します。先ほどの手順で作った閉じられたアリーナ内に設置しましょう。
1.このゲームプレイ例ではスコアを付与する必要がないので、 スコア のオプションを 0 にします。
1.必須ではありませんが、 受信していると見えるようになる のチャンネルを、他の仕掛けの送信先のチャンネルに設定します。
* このゲームプレイ例の解説ではこのオプションを利用し、チャンネル15の信号を使って前のチャレンジの最後にコレクティブルオブジェクトが表示されるようにしています。あなたが作るときには、違うチャンネルを使うことになるかもしれません。
1.収集すると送信する のチャンネルを、 紐付けたいクラスセレクターの 受信しているとプレイヤーのクラスを変更する のチャンネルに設定します。
* このゲームプレイ例の解説では、3つ目の透明なクラスセレクター(クラスセレクター全体で言えば6つ目)に信号を送信するため、値を16にしています。あなたが作るときには、違うチャンネルを使うことになるかもしれません。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
コレクティブルオブジェクト | アンバーピラミッド | コレクティブルオブジェクトの見た目を設定します。好きな物を使いましょう。 |
スコア | 0 | スコアは使用しないので、オブジェクトを収集してもスコアは手に入りません。 |
受信していると見えるようになる | 15 | 必須ではありません。他の仕掛けからの信号を使って、コレクティブルオブジェクトがプレイヤーに対し表示されるようにしたいのであれば、このオプションを使いましょう。 |
収集すると送信する | 16 | オブジェクトが収集された時の送信先チャンネルを設定します。紐付けたいクラスセレクターのチャンネルに変更しましょう。 |

HUDメッセージの仕掛けの設定を行う
HUDメッセージの仕掛け はプレイヤーのHUDにメッセージを送信することが可能で、クラスが変わったことを知らせたり、ゲームプレイの変更に関する役立つ情報を提供したりできます。
1.HUDメッセージの仕掛け を好きな場所に設置します。プレイヤーがこの仕掛けとインタラクトすることはないので、場所はどこでもかまいません。
1.カスタマイズ 画面を開きます。
1.受信していると表示する のオプションを、お好みのクラスセレクターの送信先であるチャンネルに変更します。視認可能なクラスセレクターの仕掛けを設定するのセクションにも記載されていますが、動画の例では1つ目の仕掛けの送信先が1になっています。
1.メッセージ のオプションに任意のテキストを入力します。
1.ラウンド開始からの時間 のオプションを オフ に変更します。これにより、適切なクラスデザイナーの信号を受信したときにのみメッセージが表示されるようになります。
1.必須ではありませんが、 順位 のオプションを使うことで、メッセージが画面のどこに表示されるかを調整することができます。
1.カスタマイズされたオプションは以下のようになっているはずです。

オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
メッセージ | 「タンク」になった! | 起動時にプレイヤーに表示されるメッセージ。関連性のあるメッセージが表示されるようにするため、必ず変更する必要があります。 仕掛けごとにメッセージの内容は変更しましょう。 |
ラウンド開始からの時間 | オフ | 適切なクラスデザイナーから信号を受信したときにのみ、メッセージが表示されるようにします。 |
順位 | 上中央 | 必須ではありません。メッセージがプレイヤーの画面のどこに表示されるのかを変更します。 |
受信していると表示する | チャンネル1 | 仕掛けを起動し、目的のメッセージを表示させるためのチャンネル。適切なチャンネルから受信したときにメッセージが表示されるようにするため、必ず変更する必要があります。 それぞれがいずれかのクラスデザイナーの仕掛けの送信先チャンネルと一致するようにしてください。 |

1.残りの HUDメッセージの仕掛け を設定します。他の HUDメッセージの仕掛け で手順1~5を再度行いましょう。それぞれで以下の設定を変更します。
* メッセージ のオプション
* 受信していると表示する のオプションのチャンネル
プレイヤーのデフォルトのクラスを変更する
プレイヤーのデフォルトのクラスは、島に初めて足を踏み入れた時のプレイヤーのクラスを決定します。最初はクラスを割り当てたくないので、使用されていないクラスIDに設定しましょう。
自分の島 設定で、 デフォルトクラスID を クラスセレクター の仕掛けによって使われていない クラスID に設定してください。
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詳細については、クリエイティブ資料のページを参照してください。
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このゲームプレイ例の解説では、デフォルトクラスIDを7に設定しています。

クラスの例
ここでは、このゲームプレイ例に登場した仕掛けを使って作成できる様々なクラスの例を紹介します。これらはすべてゲームプレイの解説で使用されています。「タンク」のクラスはクラスデザイナーの仕掛けの設定を行うのセクションで紹介しています。
名前 | スカーミッシャー | スナイパー | ソードマン | グレネディア | メディック |
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付与される武器 | サブマシンガン | スナイパーライフル | インフィニティソード | グレネードランチャー | ピストル |
付与されるアイテム | – | – | – | グレネード | チャグスプラッシュ、医療ミスト、医療キット |
最大体力 | 125 | 100 | 200 | 100 | 100 |
最大シールド | 125 | 100 | 100 | 300 | 100 |
移動倍率 | 1.5 | 0.8 | 1.3 | 1 | 1 |
重力 | 標準 | やや弱 | やや弱 | 標準 | 標準 |
プレイヤーのためのチャレンジをデザインする
クラス・セットアップ・イン・アリーナの解説動画では、クラスデザイナーの仕掛けから付与される武器とアビリティを使って乗り越える6つのチャレンジが登場します。プレイヤーは1度に1つずつチャレンジをクリアしていき、チャレンジをクリアするごとに新たなクラスと武器を得ます。
解説動画で使用されているチャレンジは、それぞれこのゲームプレイ例用に作成されたクラス例のいずれかと対応しています。各チャレンジでは、1つ以上のビルボードの仕掛けを使って、チャレンジをクリアするためのヒントを表示しています。
このゲームプレイ例の要点はチャレンジを作ることではありませんし、プレイヤーにとって楽しいチャレンジを作るというのは複雑なことなので、自分の島のチャレンジの具体的な内容に関しては、自分で決めましょう。以下の説明では、ゲームプレイ例の解説動画に登場するチャレンジの作成方法の短い概要と、使われている仕掛けを紹介します。
自分で作るときには、自分なりの工夫をこらしてみてください。島を常に新鮮で面白い状態にするためには、チャレンジをカスタマイズしたり、削除したり、独自のチャレンジを追加したりするとよいでしょう。以下の解説に出てくる仕掛けの使い方に関しては、各仕掛けのページを参照してください。
タンクのチャレンジ
タンクのチャレンジは、プレイヤーが視認可能なクラスセレクターに入ると起動します。その後、プレイヤーはショットガンで爆破仕掛けを爆発させて壁を破壊します。爆破仕掛けはダメージを与えますが、タンクになったプレイヤーのシールドはダメージを全て吸収できるので、やられてしまうことはありません。
行く手を阻む壁を設置し、壁に爆破仕掛けを設置しましょう。次に、プレイヤースポナーパッドと1つ目の視認可能なクラスセレクターを、爆破仕掛けの横に設置します。プレイヤーはタンククラスの装備であるショットガンで爆破仕掛けを破壊しますが、このクラスはシールドの量が多いので生き残ることができます。その後は壁にビルボードを設置し、短い指示を表示させましょう。
使用されている仕掛け:
スカーミッシャーのチャレンジ
スカーミッシャーのチャレンジは、プレイヤーが視認可能なクラスセレクターに入ると起動します。プレイヤーは増加した移動力を活かし、バリアの仕掛けを起動する3秒のタイマーが0になるまでに急いで通り抜けなければなりません。
まずはスカーミッシャークラス用に、2つ目の視認可能なクラスセレクターを設置します。その後は壁にビルボードを設置し、短い指示を表示させましょう。次に、プレイヤーの進路上にミューテーターゾーンを設置して、3秒のカウントダウン後にバリアを起動するタイマーに信号を送って起動させるようにすることで、タイマーが0になるまでに急いで通り抜けなければならないようにします。
使用されている仕掛け:
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バリアの仕掛け 1個
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ビルボードの仕掛け 1個
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クラスデザイナーの仕掛け 1個
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クラスセレクターの仕掛け 1個
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HUDメッセージの仕掛け 1個
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ミューテーターゾーンの仕掛け 1個
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タイマーの仕掛け 1個
ソードマンのチャレンジ
ソードマンのチャレンジは、プレイヤーが視認可能なクラスセレクターに入ると起動します。スポーンしたブルートを自らの剣で倒すとバリアが消え、先に進めるようになります。
まずは、ソードマンクラス用に3つ目の視認可能なクラスセレクターを設置して、クリーチャープレーサーを囲むバリアに信号を送るようにし、プレイヤーがソードマンになるとバリアが消えてブルートがスポーンするようにします。その後は壁にビルボードを設置し、短い指示を表示させましょう。次に、2つ目のバリアを設置して、チャンネルの信号を使ってクリーチャープレーサーと紐付け、プレイヤーがブルートを倒すと2つ目のバリアが消えるようにします。
使用されている仕掛け:
スナイパーのチャレンジ
スナイパーのチャレンジは、ビルボードのメッセージを読んだプレイヤーがジャンプして透明のミューテーターゾーンに入り、それによって透明なクラスセレクターに信号が送られると起動します。その後、プレイヤーはよじ登りを使って高い壁を登り、そこから爆破仕掛けを撃って透明のバリアを消し、先に進みます。
まずはプレイヤーが登るための高い壁を設置し、その上にはプレイヤーをさえぎるバリアを設置しましょう。次に、バリアの設定を変更して射撃をブロックしないようにし、チャンネルから信号を受信すると消えるようにします。その後は壁にビルボードを設置し、短い指示を表示させましょう。次は、バリアの先に爆破仕掛けを設置し、爆発するとバリアを消すチャンネルに信号を送信するようにカスタマイズします。そして、ミューテーターゾーンを他の場所に設置した透明なクラスセレクターに紐付け、ジャンプしたプレイヤーがスナイパーになるようにしましょう。これで、プレイヤーはジャンプかよじ登りで壁の上まで行き、爆破仕掛けを撃ってバリアを消せるようになります。
使用されている仕掛け:
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バリアの仕掛け 1個
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ビルボードの仕掛け 1個
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クラスデザイナーの仕掛け 1個
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クラスセレクターの仕掛け(非表示) 1個
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爆破仕掛け 1個
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HUDメッセージの仕掛け 1個
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ミューテーターゾーンの仕掛け 1個
グレネディアのチャレンジ
グレネディアのチャレンジは、ビルボードのメッセージを読んだプレイヤーが爆破仕掛けを撃って壁を破壊すると起動します。またこの時、プレイヤーが道を引き返せないようにするバリアも起動します。そして、バリアの向こうに3体のセントリーが現れます。プレイヤーは持っている爆破武器とアイテムを使い、離れた場所からセントリーを倒さなければなりません。3体のセントリーが撃破されるとバリアが消え、プレイヤーは先に進めるようになります。
壁に爆破仕掛けを設置し、カスタマイズして爆発時に壁を破壊するようにしましょう。そして、爆破仕掛けが爆発時に透明なクラスセレクターに信号を送信するように設定し、プレイヤーがグレネディアクラスに切り替わるようにします。その後は壁にビルボードを設置し、短い指示を表示させましょう。次はプレイヤーの背後にバリアを設置し、同じ信号で起動するようにします。そうしたらセントリーの仕掛けを3個設置し、壁の破壊によって姿が現れるようにしましょう。仕掛けはバリアの向こう側に設置し、移動はブロックするけれど射撃はブロックしないようにします。その後は壁にビルボードを設置し、後ろにいるセントリーを倒せという指示を表示させましょう。セントリーは、それぞれが撃破された時にチャンネルを使ってトリガーの仕掛けに信号を送信するようにします。トリガーについては、3回起動すると他のチャンネルに信号を送信してバリアを消させるようにすることで、3体のセントリー全てを破壊しないと先に進めないようにします。
使用されている仕掛け:
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バリアの仕掛け 2個
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ビルボードの仕掛け 2個
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クラスデザイナーの仕掛け 1個
-
クラスセレクターの仕掛け(非表示) 1個
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爆破仕掛け 1個
-
HUDメッセージの仕掛け 1個
-
セントリーの仕掛け 3個
-
トリガーの仕掛け 1個
メディックのチャレンジ
メディックのチャレンジは、プレイヤーがコレクティブルオブジェクト「アンバーピラミッド」を拾うと起動します。プレイヤーはタイマーのカウントダウンと共に、ダメージボリュームからダメージを受け始めます。付与されたシールドと回復アイテムを活用し、タイマーのカウントダウンが終わるまで生き延びなければなりません。タイマーのカウントダウンが終了すると、最後のバリアが消え、プレイヤーはコレクティブルオブジェクトであるフォートナイトのコインを拾ってゲームをクリアできるようになります。
まずはバリアの前にコレクティブルオブジェクトを設置し、取得時に透明なクラスセレクターに信号を送るように設定しましょう。この信号はプレイヤーをメディッククラスに切り替え、さらに30秒のタイマーのカウントダウンを始動させ、ダメージボリュームを起動します。カウントダウンが終わると、タイマーはチャンネルに信号を送信し、ダメージボリュームを停止してバリアを消します。次は2つ目のコレクティブルオブジェクトを設置し、取得されるとエンドゲームの仕掛けに信号を送るようにしましょう。
使用されている仕掛け:
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バリアの仕掛け 1個
-
ビルボードの仕掛け 1個
-
クラスデザイナーの仕掛け 1個
-
クラスセレクターの仕掛け(非表示) 1個
-
コレクティブルギャラリーのオブジェクト 2個
-
ダメージボリュームの仕掛け 1個
-
エンドゲームの仕掛け 1個
-
HUDメッセージの仕掛け 1個
-
タイマーの仕掛け 1個
まとめ
以下のゲームプレイ例の解説動画は、基本的な機能を紹介するものです。このゲームプレイ例を応用すれば、自分の島にプレイヤーのクラスを切り替える機能を追加し、プレイヤーが様々な敵や障害を乗り越えられるようにできます。クラス変更を起動する方法は他にもたくさんあります。このゲームプレイ例で紹介した方法はその一部に過ぎません。