EOS SDK の ロビー サンプル (Lobby Sample) は以下のようなロビー管理機能が表示されます。
- 新しいロビーを作成する
- ユーザーのロビー許可を変更する
- ロビー メンバーの属性を変更する
- 他のユーザーが作成したロビーを検索し、参加する
- ロビーにフレンドを招待する
始める前に
サンプル アプリケーションは実演目的のため Epic Account Services を使用してローカル ユーザーの認証を行います。SDK の初期化に使用したクライアント資格情報が Epic Account Services に使用する アプリケーション に割り当てられていることが要求されます。
実演対象の SDK 機能は、ユーザー認証用にサポートされたどの ID プロバイダーとも使用することができます。
ロビーの作成
サンプルにログインした後、[Create Lobby (ロビーの作成)] ボタンをクリックして、[New Lobby (新規ロビー)] ダイアログを開きます。
[Level (レベル)] ドロップダウンで、ロビーに対するレベルを選択します。[Max Players (最大プレイヤー数)] ドロップダウンで、同時にロビーに入れるプレイヤー数を選択できます。[Public (パブリック)] チェックボックスをオンにすると、検索して参加機能 で他のユーザーが検索できます。オフの場合、ロビーはプライベートで、ユーザーは 招待でのみ参加 できます。
これらのオプションを設定した後、[Create (作成)] ボタンをクリックすると、ロビーの作成が完了します。自動的に他のロビーから抜け出し、新しいロビーに参加します。
現在のロビー ダイアログ
メイン ダイアログには、現在のロビーに関する次の情報が表示されます。
- ロビーの 所有者
- ロビーが private または public か
- Level 属性の現在の値
- ロビーに現在いる メンバー のリスト
Members テーブルには、メンバーに関する情報と、メンバーとやり取りするためのアクションを示す列が含まれています。ロビー メンバーに関する利用可能な情報は次の通りです。
フィールド | 説明 |
---|---|
Member Name | メンバーのユーザー名。 |
Is Owner | ユーザーがこのロビーの所有者かどうかを示す。 |
Skin | ユーザーが現在選択しているキャラクター スキンの種類。 |
各メンバーで利用可能なアクションは次の通りです。
アクション | 利用可能な対象 | 説明 |
---|---|---|
Kick (キック) | ロビーの所有者のみ。 | メンバーをロビーから除外します。 |
Promote (昇格) | ロビーの所有者のみ。 | ロビーのメンバーを所有者ステータスに昇格します。 |
Shuffle Skin (スキンのシャッフル) | ユーザーのみ | ユーザーのスキンを利用可能なスキンの中から選択します。スキンは個別のロビー メンバーに関連付けられた属性で、本人のスキンだけをシャッフルできます。 |
[Leave Lobby (ロビーを離れる)] ボタンをクリックすると現在のロビーから抜けます。誰もいないロビーはサンプルが自動で削除します。
ロビーの検索
ユーザーは 検索フィールド にレベルの名前を入力し、Enter キーを押すことで、レベル名 でロビーを検索できます。検索が完了すると、指定したレベル名で利用できるすべてのパブリック セッションが表示されます。これにはセッションの所有者、セッションに参加しているメンバー数、セッションの選択レベルが含まれます。セッション内の個別のメンバーに関する情報は、このメニューで利用できません。
ユーザーは、対象セッションの [Join (参加)] ボタンをクリックすることで、リストされたセッションのいずれにも参加できます。検索結果をクリアするには、[Clear Search (検索クリア)] (x) ボタンをクリックすると、現在のロビー ダイアログに戻ります。
フレンドをロビーに招待する
右側の [Friends (フレンド)] ダイアログでフレンドを見つけて、[Invite to Lobby (ロビーに招待)] をクリックして招待状を送信して、作成したロビーにフレンドを招待できます。招待されたフレンドの画面にはポップアップ ダイアログが表示され、そこで招待状を承諾してロビーに参加できます。
クリックしてフルサイズ表示