Anti-Cheat 整合性チェックリスト

実際の制作に使用する前に、このチェックリストを使用して、製品が Anti-Cheat インターフェースを正しく実行していることを確認してください。

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Anti-Cheat インターフェース を使用するには SDK 1.12 以上が必要となります。Anti-Cheat インターフェースがサポートするプラットフォームは Windows、Mac、Linux です。64 ビットのオペレーティング システムをインストールする必要があります。

以下のチェックリストを使って、Anti-Cheat インターフェースのインテグレーションとゲームが正しく機能するかをリリース前に検証する必要があります。

サービス インストーラ (Windows)

1.コマンド プロンプトから EasyAntiCheat_EOS_Setup.exe qa-factory-reset を実行して、既存の EasyAnti-Cheat インストールを完全に削除します。

これにより、テスト システムは、これまで EasyAnti-Cheat で保護されたゲームをプレイしたことがないプレイヤーのシステムと同じ状態になります。他の EasyAnti-Cheat で保護されたゲームをインストールしている場合は、この操作の後に修復または再インストールを行う必要があります。

以下が成功の基準です。

  • 指定されたサービスがインストールされたサービスとして存在しないことを、コマンド sc query EasyAntiCheat_EOS が報告します。
  • HKLM\Software\Wow6432Node\EasyAntiCheat_EOS\」にレジストリ キーが存在しません。

2.プレイヤーが行うように、Epic Games Store や Steam を使用してゲームをインストールします。

以下が成功の基準です。

  • EasyAntiCheat_EOS_Setup は管理者権限で実行し、終了ステータス 0 で終了します。
  • サービスが存在し、ゲームが実行されていないときに STOPPED ステートにあることを、コマンド sc query EasyAntiCheat_EOS が報告します。

3.ゲームをアンインストールします。

以下が成功の基準です。

  • EasyAntiCheat_EOS_Setup を実行して Easy Anti-Cheat サービスをアンインストールします。
  • 指定されたサービスがインストールされたサービスとして存在しないことを、コマンド sc query EasyAntiCheat_EOS が報告します。

ゲーム クライアントとチート対策ブート ストラッパー

1.[Developer Portal (デベロッパー ポータル)] > [Your Product (あなたの製品)] > [Game Services (ゲームサービス)] > [Anti-Cheat] > [Configure (設定する)] の順に選択します。[Enable All (すべてを有効)] を選択して [Save Changes (変更を保存)] をクリックします。

以下が成功の基準です。

  • アンチチート ページを更新した後、[Client Protection (クライアントの保護)][Server Kicks] は有効のままです。

2.チート対策ブート ストラッパーを使用せずにゲームを開始します。

以下が成功の基準です。

  • 必要に応じて、ゲームは正常に機能する場合も警告 / エラーメッセージを表示する場合もあります。

    チート対策ブート ストラッパーを使用せずにゲームを開始すると、EOS_Platform_GetAntiCheatClientInterface は nullptr を返します。これを使用して警告 / エラー メッセージを表示するタイミングを決定することができます。

  • ただし、プレイヤーは、保護されたマルチプレイヤー ゲームセッションに他のプレイヤーと参加できないようにする必要があります。チート対策認証が失敗すると適切なメッセージが表示されます。

3.チート対策ブート ストラッパーを使用してゲームを開始します。

以下が成功の基準です。

  • ゲームは正常に機能します。
  • プレイヤーは、保護されたマルチプレイヤー ゲームセッションに他のプレイヤーと正常に参加でき、10 分以上接続されたままである必要があります。
  • プレイヤーは、保護された 1 つのマルチプレイヤー ゲームセッションから切断して、別のセッションに正常に参加できる必要があります。

エラーが発生した場合は、Anti-Cheat のドキュメントの「よくあるエラー」セクションでトラブルシューティング手順を参照してください。**

4.[Developer Portal] > [Your Product] > [Game Services] > [Anti-Cheat] > [Configure] の順に選択します。[Enable Client Protection Only (クライアントの保護のみを有効にする)] を選択し [Save Changes] をクリックします。

以下が成功の基準です。

  • アンチチート ページの更新後、[Client Protection] は有効のままになります。

5.環境変数 EOS_USE_ANTICHEATCLIENTNULL を値 1 に設定して、チート対策ブート ストラッパーを使わずにゲームを起動します。テスト ステップを完了した後で、環境変数を削除します。

以下が成功の基準です。

  • ゲームは正常に機能します。
  • プレイヤーは、保護されたマルチプレイヤー ゲームセッションに他のプレイヤーと正常に参加でき、10 分以上接続されたままである必要があります。
  • プレイヤーは、保護された 1 つのマルチプレイヤー ゲームセッションから切断して、別のセッションに正常に参加できる必要があります。

6.チート対策ブート ストラッパーを使用してゲームを開始します。

以下が成功の基準です。

  • ゲームは正常に機能します。
  • プレイヤーは、保護されたマルチプレイヤー ゲームセッションに他のプレイヤーと正常に参加でき、10 分以上接続されたままである必要があります。
  • プレイヤーは、保護された 1 つのマルチプレイヤー ゲームセッションから切断して、別のセッションに正常に参加できる必要があります。

7.[Developer Portal] > [Your Product] > [Game Services] > [Anti-Cheat] > [Configure] の順に選択します。[Disable All (すべてを無効にする)] を選択して [Save Changes] をクリックします。

以下が成功の基準です。

  • アンチチート ページを更新した後、[Client Protection][Server Kicks] は無効のままです。

8.チート対策ブート ストラッパーを使用してゲームを開始します。

以下が成功の基準です。

  • ゲームは正常に機能します。
  • (Windows の場合) コマンド sc query EasyAntiCheat_EOS は、ゲームが実行されているときに、サービスが STOPPED ステートにあることを報告します。
  • プレイヤーは、保護されたマルチプレイヤー ゲームセッションに他のプレイヤーと正常に参加でき、10 分以上接続されたままである必要があります。
  • プレイヤーは、保護された 1 つのマルチプレイヤー ゲームセッションから切断して、別のセッションに正常に参加できる必要があります。

9.[Developer Portal] > [Your Product] > [Game Services] > [Anti-Cheat] > [Configure] の順に選択します。[Enable All] を選択して [Force Enable Server Kicks (Server Kicks を強制的に有効にする)] を有効にして [Save Changes] をクリックします。

以下が成功の基準です。

  • アンチチート ページを更新した後、[Client Protection][Server Kicks] は有効のままです。