Authorization and Consent Management

Epic アカウント サービス (EAS) では、サードパーティ アプリケーションでユーザーを認証したり、ユーザー データにアクセスしたりするには、データ アクセス権限に対する同意を承認する必要があります。

EAS を利用するアプリケーションを新規作成する場合、ブランド アプリケーション レビュー プロセスを通じてアプリケーションを検証する必要があります。以下に、EAS の同意についての詳細を示します。

未検証のアプリケーションは、組織 内のユーザーのみが使用できます。

• 組織外のユーザーがアクセスしようとすると、アクセスが制限されていることを示す警告が表示されて、使用することができません。

• 組織内のユーザーにはアプリケーションが未検証であるという警告が表示されますが、アプリケーションの使用を選択することもできます。これにより、組織のメンバーは開発中に製品をイテレートすることができます。

• [Continue to the App (アプリを続行する)] をクリックすると、同意ダイアログにアプリケーションが未検証であることを示す赤い警告バナーが表示されます。

• アプリケーションがブランド アプリケーション レビューに合格すると、オーディエンス制限が解除されて外部ユーザーにこのアプリケーションが表示されるようになり、ユーザーは同意ダイアログにアクセスできるようになります。

EAS アプリケーションの同意ダイアログ ボックスで、エンド ユーザーは権限に関する情報を確認するように求められます。エンド ユーザーは、EAS アプリケーションの規約に同意するか、同意を拒否します。同意の画面には、次の情報が表示されます。

SDK は検証可能な保護者の同意を実装します。これはプレイヤーがゲームで初めて Epic Games アカウントにサインインしようとするとき、生年月日が未入力の場合は入力する必要があることを意味します。13 歳または自国の デジタル承諾年齢 のいずれか高い方に達していないプレイヤーは、保護者の同意なしにサインインを続けることができません。

13 歳または自国のデジタル承諾年齢のいずれか高い方に達していないプレイヤーが保護者の同意を得るには、保護者のメールアドレスを入力する必要があります。Epic アカウントサービスでは、保護者の同意を完了させるための手順を記載したメールを保護者に送信します。

EOS ソーシャル オーバーレイ、あるいはオーバーレイがゲームにインストールされていないか無効になっている場合は Web ブラウザで、確認可能な保護者の同意をプレイヤーに求めるプロンプトが自動的に表示され、同意を得られると SDK が自動的に承認を処理します。

デベロッパーは、ユーザーの アカウント データをユーザーからのリクエストに応じて、あるいはユーザーがデータの削除をリクエストしたことが Epic Games から通知された場合に、すべて削除する必要があります。

Epic Games では、ユーザーのプライバシーを慎重に取り扱っています。当社のデータ プライバシー ポリシーは、アプリケーションごとに、またアクセスされるデータのタイプごとに明確な同意を要求することで、すべてのユーザーを保護するように策定されています。すべてのデベロッパーは、アプリケーションが正しく機能するために必要な最小限のアクセスをリクエストすることをお勧めします。

アプリケーションでアカウント データへのアクセス要件が変更となる新機能をビルドする場合は、アプリケーションの設定を更新する必要があります。更新後、ユーザーは追加のアクセス レベルに対する同意を求められます。ユーザーはアプリケーションの外部から、いつでもアクセスを取り消すことができます。

安定したアプリケーション バイナリ インターフェース (ABI) のため、EOS SDK は C でビルドされています。これはすべてのアプリケーションで機能し、SDK の編集はアプリケーションを再コンパイルする必要なしに実行できます。